影武者徳川家康〈上巻〉

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影武者徳川家康〈上巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 607p/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784103618041
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

家康は関ヶ原で殺された。徳川政権を築き守るため家康を演じ続けざるを得なくなった影武者の長く苦しい闘いが始まる。―卓抜な発想圧倒的迫力で描く畢生の大長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山口透析鉄

21
これも結構、前に読みました。 隆慶一郎氏は目黒考二(北上次郎)・永江朗両氏とかが褒めていて、読むようになりました。 氏の小説はほとんど読みました。 忍者も出てきますし、時代小説として突出しています。 もう少し早い時期から小説も書いていたら、と思う方です。(元々、脚本家をされていたりでしたので) 作中の時間は関ヶ原から家康死亡までですので、非常に濃密です。 のちに週刊少年ジャンプで漫画化されたとの記憶しています。

ロドリゲス

21
この小説は、徳川家康は関ヶ原の戦いで戦死し、替え玉が家康を名乗っていた、というフィクションです。 しかしながら、とても良く出来ていて実際の史実をからめながら、まるでノンフィクションを読んでいるかのようです。 上巻は秀忠に征夷大将軍を譲り、駿府城にはいるまで。まだ、上巻だけですが、傑作である事は間違いないと思います。 ★★★★★ 2020/03/04

ひこうきぐも

10
再読です。7年ぶり。「光圀伝」を読み雰囲気が似ているので思い出して読みました。やはり面白い。同じく厚いです。2013/07/30

ゆき

9
★★★☆☆:関が原での合戦のさなか、徳川家康が暗殺されてしまう。徳川陣営は影武者二郎三郎を家康に仕立て合戦を無事乗り切るが、この二郎三郎は只者ではなく『道々の者』として一向一揆に加わり、織田信長を撃ったことがあるなどしたたかに生きてきた男だった。真相を知る秀忠との駆け引きにも唸らされたが、一番手に汗を握ったのは秀忠の放つ柳生衆と迎え撃つ甲斐の忍びの壮絶な死闘。飛助おじいちゃん、かっこよすぎる……。2017/05/04

鉄善

5
関ケ原の合戦で家康が暗殺されたという説があるらしい。これを真実として、当時の文献を読み漁りその証拠を見つけ出す、綿密な作業には恐れ入る。作者の見つけた証拠?に興奮する様が随所に感じられるのが面白い。家康と秀忠の不仲は文献からも明らかなのだろうか。とにかくこれが史実かと思わせるところは凄い。2019/01/27

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