内容説明
３８歳という若さで世を去った画壇の寵児・有元利夫。その創作の原点ともいえる銅版画を高解像度、高精細印刷で再現する！限定制作であったオリジナル銅版画集「ＮＯＴＥＢＯＯＫ」（’８２、’８３、’８５）および『限定版雲の誕生』の４冊より４６点を収録した、クロッキー帳を繰るように鑑賞できる作品集。ミシン目入りで、ページごとに切り取って額装も可能。
著者等紹介
有元利夫［アリモトトシオ］
１９４６年岡山県生まれ。４年の浪人生活をへて、１９６９年東京芸大美術学部デザイン科に入学。後に夫人となる日本画家の渡辺容子と知り合う。在学中の１９７２年に結婚。１９７３年卒業とともにデザイナーとして電通入社。１９７８年「花降る日」で第２１回安井賞特別賞、１９８１年「室内楽」で第２４回安井賞を受賞。１９８５年肝臓がんで死去
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感想・レビュー
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tom
18
ずいぶんと大昔、有本利夫の絵がとても好きだった。そんなこともとっくに忘れてしまっていたのだけど、先日NHKで特集をやっていて彼のことを思い出した。本物がほしいと思うのだけど、大昔ならともかく（それでも当時の私には手の出せない値段だった）、今となってはとてもとてもの値段。ということで、この本を眺める。彼の作ったエッチングから選び出した作品集。いいなあと思う。本物を手元に置いて愛でることができたら、これはきっと幸せなこと。2025/10/01
