私のせいではありません

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103567110
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

あなたは何度騙される? 各話にどんでん返しが待ち受ける驚嘆連作ミステリ。美大の同級生だった陽向、瑠璃、未緒、乙羽。四人展を開催するくらい仲が良かったが、卒業後に現れた男の存在が関係を歪ませる。久しぶりの再会の場となった瑠璃の結婚式で明かされた、六年前に大学で起きた事件の真相とその罪とは。ギャラリーストーカー、セクハラ、アカハラなど、美術業界の闇とタブーを炙り出す衝撃作。


【目次】

内容説明

美大の同級生だった陽向、瑠璃、未緒、乙羽。在学中から四人展を開催する仲だったが、卒業後に現れた男の存在が彼女たちの関係を歪ませる。久しぶりの再会の場となった瑠璃の結婚式で明かされた、六年前に大学で起きた事件の真相とその罪とは―?

著者等紹介

水生大海[ミズキヒロミ]
三重県生まれ。漫画家を経て2005年、チュンソフト小説大賞(ミステリー/ホラー部門)銅賞受賞。08年「罪人いずくにか」でばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞、翌年、『少女たちの羅針盤』と改題しデビュー。14年「五度目の春のヒヨコ」、25年「あの日、キャンプ場で」で日本推理作家協会賞(短編部門)候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

131
ギャラリーストーカーの恐怖。パトロンとかの言葉の持つ気持ち悪さ。思い込みという感情の齟齬。全5話それぞれにざらりとする人の闇があった。いやぁ~な感じなのだ。なのに・・最後まで読ませてしまうというか、読んじゃった。身勝手な人物を描くのが上手い水生さん(当方比)その身勝手は肌感覚できっと私にもあって、だから、顛末が気になってしまうのだろうな。危ない危ない・・2026/03/19

タイ子

87
それは友人の結婚式から始まる。元美大生の友人たちが顔を合わせると昔話になるのは必定のこと。教授のドアが何者かによって赤く塗られていた事件。推理していくのはいいけど、それ今やる?もっと早くやっとけよ。そして、美大生の頃に悩まされていたギャラリーストーカーの存在。これはちょっと気色悪いわ。一章ごとに起こる出来事に誰かの登場でかき回され、変化球が向かってくるような気分。で、最後にその変化球は目の前でストンと落ちる。誰に感情移入するわけでもないけど、何かしらうそ寒さを感じたのは否めない。2026/04/12

ごみごみ

57
1話目から私の中に無意識にあるジェンダーバイアスに気付かされ、ドキッとさせられる。5話の連作短編、語り手が次々と変わり、それぞれの心の中に抱えるモヤモヤやイライラが見え隠れし、広がっていく疑心暗鬼。セクハラ、アカハラ、ギャラリーストーカー (←存在を初めて知った!) どれも見苦しく気持ち悪い。エスカレートしていく恐怖。どう対処するのが正しい?その後の展開が気になってラストまで目が離せない。2026/03/20

したっぱ店員

49
何かの書評で気になって借りる初著者さん。美大の仲間のそれぞれを主人公にした連作短編。気持ち悪いストーカーおやじとか、やばすぎる女子とかにかかわらされていやな目に会うくだりがぞわぞわハラハラ、どんどんページをめくらされる。まずまず楽しめた。ただ、図書館本で帯がなく、どんでん返し煽りは知らなかったので、もし聞いててそれを期待してたらがっかりしたかも。2026/05/16

ポロン

46
5連作の短編集ということと美術界を舞台にした小説であり、あまり知らなかったことが詳らかに紹介されることで、意味があった読書と言える。同級生4人の登場で、全部の個性が紹介される文が多用されているにも拘らず、肩に力が入ってるせいか少し混乱した。内容に関して言えば、どの視点をとってもネタバレになりそうで、紹介することはできないが、思い込みの激しい娘や、セクハラじじいには天罰を与えたい衝動に駆られる事は間違いない。伏線回収していくのも面白く、ミステリー要素も含めて心理描写が巧みで、綺麗に内容が収まったと感じている2026/04/27

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