会話の0.2秒を言語学する

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会話の0.2秒を言語学する

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103564317
  • NDC分類 801
  • Cコード C0080

出版社内容情報

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ゆる言語学ラジオスピーカーが、言語学の魅力をオタク目線で伝える! 会話で相手と交替するまで平均0.2秒。この一瞬にどんな高度な駆け引きや奇跡が起きているのか――言語学の歴史を大づかみに振り返りつつ、「食べログ」レビューからお笑いに日銀総裁の会見、人気漫画まで俎上に載せ、日常の言語学をわかりやすく伝える、待望の書き下ろし。なぜうまく話せないのか。悩んでしまうあなたの必読書!

内容説明

相手に返事をするまで0.2秒。謎解きをするうちに、いつのまにか言語学を学んでいた―。「ゆる言語学ラジオ」スピーカーが、言葉をうまく伝えられずに悩むあなたに贈る。

目次

第一章 コミュニケーション上手になるための「語用論」(イギリスの裁判所を揺らした発言;大ポカした就職面接「会いたい人は?」 ほか)
第二章 ことばには“奥行き”がある(インドの新聞に躍った見出し「ドナルド・トランプの死」;言語学者が最も注目する「単語の並べ方」 ほか)
第三章 あなたは「ネコ」の意味さえ説明できない(君の言っているのとぼくの言うのとは意味が違うんだよ;意味の研究、難解すぎる ほか)
第四章 言語化の隠れた立役者たち(「なぜサッチャーはこうも頻繁に話を遮られるのか」論文;自殺予防センターで生まれた「会話分析」 ほか)
終章 世界は広い!驚きのコミュニケーション(なんでそうなる?あの国この国;日本でも違う、東北と近畿 ほか)

著者等紹介

水野太貴[ミズノダイキ]
1995年生まれ。愛知県出身。名古屋大学文学部卒。専攻は言語学。出版社で編集者として勤務するかたわら、YouTube、Podcastチャンネル「ゆる言語学ラジオ」で話し手を務める。同チャンネルのYouTube登録者数は36万人超(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kanako

14
ゆる言語学ラジオ・水野さんの著書。ゆる言語リスナーの私としては、あっこれラジオで聞いた話だな〜というのもありつつ、それが体系的に分かりやすく説明されているので、ラジオのおさらいをできるような感じで良かった。私たちが普段何気なく交わしている会話や発話に着目して、その驚くべき複雑な仕組みを知れて面白い。言語学の入り口としてとても良い本だと思うし、興味が湧いてくる本だと思う。2025/09/03

tkokon

13
【運用の不思議】「ルールを説明できないのになぜか運用できてしまう」言語話者の不思議。そんなゆる言語学ラジオの楽しさの集大成のような一冊。ある疑問を提示し、言語学の論理を提示し、具体例を提示し、一度その疑問を回収しながら新たな疑問を提示する。その過程で、私たちが何気なく交わす会話がいかに高度な認知作業のかを知らしめる。構成も展開も憎い。あっという間に読める。わずか30歳そこそこで、本業を持ちながら、ラジオを続ける驚異。この本によって、そのすごみを思い知らされた。恐るべし日本語話者たち、そして恐るべし水野氏2025/08/31

じゅん。

10
ものすごい処理を瞬時にしてる人間の奥深さ。言葉を言葉として受け取ってと言われ続けて苦しんできて、悩んできて。でもこの本読んで、言語外が含む膨大な情報をこんな風に目の当たりして少し心が和む。面白いし、興味を掻き立てられた一冊でしたね〜。もっと言語学勉強したいな。2025/09/18

しんえい

9
何を隠そう私は、ゆる言語学ラジオの(そこそこ)古参リスナーである。象鼻炎上事件くらいから視聴を続けている。そんな水野氏がついに単著を……と、感慨もひとしおである。著者の誠実さが伝わってくる。 内容は、「会話のターンテイキングにかかる0.2秒の間に人の脳内ではどのような処理がなされているのか」という問いが設定されてはいるものの、ゆる言語学ラジオでこれまでに話されてきた内容の総まとめのようなものである。大人の自由研究である。 人文学の価値は「自分と出会い直せる」ことにあるという水野氏の主張には激しく同意する。2025/09/07

有理数

7
人間の会話、その話者の交替にかかる時間はたった0.2秒。凄まじいスムーズさで会話をこなすメカニズムに迫る一冊。かなりエキサイティングで刺激的な読み味。いろいろな知識や事例に枝分かれするも、読み進めればしっかり一つの幹に収束していく。各ページ、各章に驚きと納得があり、ぐいぐい読めてしまう。読み終えて思うのは「人間は凄い」ということ。読んでいる自分も人間なので「自分ってこんな凄いことしていたんだなあ」と、しみじみ思える読後感。末尾に添えられた「言語学・人文学の魅力」が強く響いた。とても面白かったです。2025/10/02

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