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海が吼え、山が哭き、そして夢が眠る。南北朝合一に賭けた男たちの苛烈な戦いを叙情豊かに描く、新しき時代小説の巨編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃこ
3
『武王の門』の続編。【初出「小説新潮」1991年2月号から10回連載(加筆あり)】 元中5年/嘉慶2年(1388年)冬〜元中6年/康応元年(1389年)春。足利直冬の子・来海頼冬,先征西将軍宮懐良親王の孫・竜王丸,九州探題今川了俊の弟・今川仲秋の3人を軸に物語は進む。将軍足利義満の野望と月王丸の対立、細川氏と斯波氏の対立なども描かれているが、祖先からの血と夢の遺産に捕われた人の哀しさが描かれているようにも感じた。武王の門の面白さに比べると盛り上がりに欠ける。/[2014ー120]2014/06/03
クー
1
武王の門の続き。月王と、義光の戦い。今川中秋は、今ひとつはっきりしない役2024/08/13




