出版社内容情報
最新鋭旅客機はなぜ墜落したのか? アメリカ型資本主義が招いた悲劇に迫る。2018年にインドネシアで、2019年にエチオピアで、ボーイング社の旅客機737MAXが立て続けに墜落した。事故後、墜落原因となった新技術の存在を同社が伏せていた事実が判明する。なぜアメリカを代表する企業は道を誤ったのか? 株主資本主義の矛盾をあぶり出し、日本経済の行く末を問うノンフィクション!
内容説明
米産業界の盟主はなぜ判断を誤ったのか?2018年にインドネシアで、2019年にエチオピアで、ボーイング社の旅客機737MAXが立て続けに墜落した。事故後、墜落原因となった新技術の存在を同社が伏せていた事実が判明する。悲劇を招いた株主資本主義の矛盾に迫り、日本経済の行く末を問うノンフィクション!
目次
第一章 慟哭のアディスアベバ
第二章 魔のショートカット
第三章 キャッシュマシン化する企業
第四章 シアトルの「文化大革命」
第五章 軽んじられた故郷、予見された「悪夢」
第六章 世紀の経営者か、資本主義の破壊者か
第七章 「とりこ」に堕したワシントン
第八章 フリードマン・ドクトリンの果てに
第九章 復活した737MAX、封印された責任
第十章 株主資本主義は死んだのか
終章 「空位の時代」をゆく日本の海図
著者等紹介
江渕崇[エブチタカシ]
朝日新聞記者。1976年、宮城県生まれ。1998年、一橋大学社会学部を卒業し朝日新聞社入社。経済部で金融・証券や製造業、エネルギー、雇用・労働、消費者問題などを幅広く取材。国際報道部、米ハーバード大学国際問題研究所客員研究員、日曜版「GLOBE」編集部、ニューヨーク特派員(2017~21年、アメリカ経済担当)、日銀キャップ等を経て2022年4月から経済部デスク。現在は国際経済報道や長期連載「資本主義NEXT」を主に担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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