出版社内容情報
コアラ来日40年。動物園のアイドルのすべてがわかる完全ガイド! 1日20時間も眠る生態から、赤ちゃんだけが食べる驚きのもの、飼育員が出産に立ち会わない理由まで。通算105頭の飼育頭数を誇る動物園で取材した、コアラのすべてがこの一冊に! テレビでも話題になった“コアラ丼”をはじめ、思わず笑っちゃう寝相や、産毛まで観察できるどアップの表情など、密着で撮りおろした写真も必見!
内容説明
動物園のアイドルのすべてがわかる完全ガイド。思わず笑っちゃう写真もいっぱい!
目次
第1章 コアラって何者?(毛並みは硬いウサギ、鼻は濡れていない犬?コアラのおもしろ生態;ユーカリはおいしい1割しか食べません ほか)
第2章 ユーカリを制する者はコアラ飼育を制す(ユーカリで始まる飼育員の一日;毎日のユーカリ洗浄は200kg以上 ほか)
第3章 ようこそ!コアラの赤ちゃん(春と秋は恋の季節、勝負はメスの発情10日間;お見合いは開園前!コアラと飼育員のチームプレイ ほか)
第4章 気づいた時には体調不良!?(繊細すぎるコアラの健康管理;コアラ飼育員のお部屋事情 ほか)
第5章 コアラたちに会いに行こう!(平川動物公園のコアラ40年の歴史;教えて!コアラ飼育員あるある ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
130
コアラ来日40周年記念本。鹿児島の平川動物公園がコアラの飼育頭数日本一だとは知りませんでした。そんな動物園だから知っている秘密の数々、コアラファン必見です🐨🐨🐨 https://www.shinchosha.co.jp/book/355861/2024/10/18
k sato
17
鹿児島県の平川動物園は、コアラの主食であるユーカリを栽培しています。台風や桜島噴火のリスクを回避するため、県内40か所にある圃場や種子島の農家と契約しているのです。コアラの生態は実に愉快。オスの胸元にある「臭線」はマーキングやメスの気を引く目的があります。ギトギトしているうえ、洗っていないヘソのにおい!本当かどうか、嗅いでみたいです。子どもが母親の袋から出てくる日を「出袋日」と呼びます。袋から顔だけ出しながらお母さんのパップ💩を食べて、ユーカリの毒を分解するバクテリアを摂取します。顔中に💩ついてるよ!2024/12/15
🍭
7
489(動物学・哺乳類、489.3は有袋類でコアラはここに含めるらしい)、図書館本。新潮社2024年10月15日発行。新刊コーナーにあって、子供向けかな?と思ったけど、たまには息抜きにいいだろうと思って読んだからいい意味で期待を裏切られた。平川動物公園スタッフのコアラに対するプロフェッショナルな姿勢、動物福祉や種の保全意識が強く伝わってくる真剣な内容なのにも関わらず、文章は平易でイラストや一口コラムのようなものも多く、子供と一緒に読んだりするのにも間違いなくおすすめできる。新潮社なかなかやりますね。2024/11/19
もっこす
3
図書館本。箸休め的に読んだけど、コアラに対する知識がギュッと詰まってた。ユーカリ1つとっても育てるのが大変だし、コアラたちの好き好きもある。コアラも奥深い動物だと思った。2025/02/28
Michiko Kikuchi
3
コアラ、かわいい!! 見に行きたい!2025/01/05