出版社内容情報
世界的デザイナーが人生をかけて磨き上げてきた「最高の意匠哲学」の全て。フェラーリをデザインした唯一の日本人・奥山清行。子供の頃から造形に魅せられ、LAでの厳しい修行を経てGM、ポルシェ、そしてピニンファリーナへ。数々の成功を収めてなお、挑戦は今も続いている。フェラーリからアイウェア、豪華列車まで、デザインワークの神髄を語り尽くす決定版。貴重なカラー写真多数収録。
内容説明
フェラーリ、マセラティからアイウェア、豪華列車まで。フェラーリをデザインした唯一の日本人が余すところなく語る「意匠哲学」
目次
1 神童といわれた少年、カーデザインに出会う(エンツォ・フェラーリが生まれた日;いつも鉛筆を握っていた少年時代;アートセンターでの猛烈な日々;GMの本拠地、デトロイトで学んだこと;2年半で終わったポルシェ時代)
2 名門ピニンファリーナの日々、ふたたび(二度目のGMを経て、ピニンファリーナへ;GM、ポルシェ、ピニンファリーナの流儀;エンツォ・フェラーリが完成するまで;歴史を変えたクアトロポルテ;ピニンファリーナで完全燃焼し、次のステージへ;母校の学部長から、再びピニンファリーナヘ;ピニンファリーナのディレクターとしての仕事)
3 日本にカロッツェリアをつくる(自らの旗を掲げて;ケン・オクヤマのプロダクト・デザイン;新幹線、山手線、そしてトラクター;ワンオフ・カーをデザインする;日本にカロッツェリアを;ケン・オクヤマが描く近未来)
著者等紹介
田中誠司[タナカセイジ]
1975年東京都生まれ。筑波大学基礎工学類卒。ポーリクロム株式会社/ボルテックスパブリッシング株式会社代表取締役。自動車雑誌「カーグラフィック」編集長、BMW Japan広報部長、UNIQLOグローバルPRマネジャー等を経て独立。企業広報・PRに関する戦略立案やコンテンツ制作に携わる傍ら、編集著述者としてメディアに寄稿。「モノ」が主役のオンライン・マルチメディア「PARCFERME」編集長を務める。自動車メーカー経営首脳などへのインタビュー経験多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。