出版社内容情報
トットはあの人達からこんな言葉を受け取って、生きる支えにしてきた――。「あなたの、そのままが、いいんです!」――向田邦子、渥美清、沢村貞子、永六輔、久米宏、飯沢匡、トモエ学園の小林校長、そして父……幼い頃から人生のさまざまな場面で、徹子さんが大切に受け取り、励まされてきた「二十四の名言」。そんなかけがえのない言葉たちで新たに半生を辿り直した待望の書下ろし長篇エッセイ!
【目次】
内容説明
向田邦子、渥美清、沢村貞子、トモエ学園校長、そして父…「あの人たちの、こんな言葉」で振り返る。決定版自叙伝。トットを励まし、支えてきた24の言葉。
目次
「きみは、本当は、いい子なんだよ!」小林宗作さん
「直すんじゃ、ありませんよ。あなたの、そのままが、いいんです!」飯沢匡さん
「あの戦争で、小さな子どもまで含めて、誰もが傷ついたのだと知りました」かつての兵隊さん
「君は、とても、元気だね」もうひとりの兵隊さん
「かくれていても、解決しないよ」父
「普通の眼には見えないもののためにも心を痛める」チェーホフさん
「なんで白と黒なんですか?」パンダ好きの子どもたち
「次に来る時は、それ、おみやげね」伯母
「いや、今がいちばん幸せなんだよ」永六輔さん
「一緒に思い出話をできる相手が一人もいないって、きっと、すごくさびしいことだよ」小沢昭一さん
「幸せと災いは、かわりばんこに来るの」向田邦子さん
「あなたがおばあさんになるのを、私は楽しみにしているのよ」向田邦子さん
「忍耐力があったこと。目がよかったこと。そして、女であったこと」リリイ・スタンズィさん
「修練と勇気、あとはゴミ」マリア・カラスさん
「泣くときは、一人で、河原に行って泣け」近江浩一さん
「黒柳さんが泣いていますから、もうやめてくださいね」久米宏さん
「自分の子どもが見て恥ずかしい番組だけは作りたくない」山田修爾さん
「僕は大丈夫だから、あなたは早く行きなさい」アラン・ドロンさん
「息子のジャックが恋人を連れてきて、私のベッドの下で、半日、ささやきあってるの」森茉莉さん
「人間ってね、一生懸命やると、後悔しないものよ」沢村貞子さん
「自分のイメージをしっかり持って、もっともっと、想像力を働かせるの!」メリー・ターサイさん
「あなたのお幸せを祈っています」インドで出会った男の子
「お嬢さんはいつも、元気でいてください」渥美清さん
「自分の選んだ道ですもの」杉村春子さん
感想・レビュー
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