異彩を、放て。―「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える

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異彩を、放て。―「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える

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  • サイズ 46判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103548119
  • NDC分類 706.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

誰も見たことのないアート作品で生活を、文化を、社会を変える! 型破りな起業戦記。「普通じゃない」は可能性だ! 「障害」が絵筆となって生み出されるアート作品を世に解き放つ双子の起業家。ジャケット、バッグ、さらには駅や空港のラッピングと、その活動範囲はこれまでの常識を軽く飛び越え広がり続けている。「僕らは未来をつくっているんだ」という彼らの原点、軌跡、そして未来を初めて明かす一冊。

内容説明

知的障害がある人の作品に対し正当な芸術価値を対価で還元。誰も成し得なかったビジネスで僕らが信じていること―「ふつうじゃない」それはきっと可能性だ。双子の起業家が語るスタートアップの軌跡。

目次

第1章 お兄ちゃんと僕(「ふつう」じゃないって、かわいそうなの?;中二病的生存戦略 ほか)
第2章 「るんびにい美術館」との出会い、「MUKU」の誕生(「超ヤバいって!」;初期四人ユニット誕生 ほか)
第3章 ヘラルボニー始動!(東京の拠点は「100BANCH」;「俺、会社辞めようと思って。おまえも会社辞めろ!」 ほか)
第4章 コロナ以前、コロナ後(コロナウィルス感染拡大とヘラルボニー;10年先、20年先を見据えて ほか)
第5章 「異彩を、放て。」―「障害者」という枠を越えた未来へ(僕らの前を歩いていた人たち;覚悟の意見広告 ほか)

著者等紹介

松田文登[マツダフミト]
「ヘラルボニー」代表取締役副社長。1991年岩手県生まれ。東北学院大学卒。株式会社タカヤで被災地の再建に従事後、双子の弟・崇弥とヘラルボニーを設立、営業統括。2019年に世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞

松田崇弥[マツダタカヤ]
「ヘラルボニー」代表取締役社長。1991年岩手県生まれ。東北芸術工科大学卒。オレンジ・アンド・パートナーズのプランナーを経て、双子の兄・文登とヘラルボニーを設立、クリエイティブ統括。2019年に世界を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

118
障害のある人のつくるアート作品は、アウトサイダー・アート、アール・ブリュット(生の芸術)と呼ばれる。HERALBONYは2018年岩手発の知的障害のある作家のアートを元にしたライフスタイルブランド。双子の著者らが社長と副社長を務める。お二人の兄が知的障害のためイジメに遭い、相手に迎合する時期もあった。会社員を辞め、2人は仲間とこの会社で家族を養う決意をした。その覚悟は、障害を「欠落」ではなく「違い」だと社会が変容することを目指す「異彩を放て」という会社のミッションが示す。開拓しているのは「思想」なのだ。2023/01/11

遊々亭おさる

22
障害を欠損から可能性に。障害者を庇護する社会から共生する社会に。株式会社として知的障害者が生み出すアート作品を商業ベースに乗せて様々な形で販売する『ヘラルボニー』の理念とその歩みを記した一冊。作業を適正に評価して生業に。この会社に美術作家として登録している障害者の中には年収が400万円に達する人もいるという。従来の福祉の常識からはみ出した先には希望がある。勿論、知的障がい者が皆アートの才能がある訳ではないし、才能が人間の価値とはこの会社は考えていない。アートは共生への足掛かり。今後の事業展開に注目したい。2023/02/26

みりん

17
ヘラルボニーへの憧れが止まらない。知的障害を持つ人のアートをビジネスモデルに組み込む試みはこれまでもあっただろう。それらとの違いは何か?答えはこの本にあった。自閉症の兄を持つ創業者の双子は、実体験をもとに物凄い熱意と途方もない理想を持っているのだ。ありのままで誰もがいられる社会を作る、という大きな理想を。不思議なのはこの2人なら本当にそれを成すのではと信じられたことだ。惹かれながらも、もしもそこに搾取や作家たちを苦しめる何かがあったら、という恐れがあった。それがこの本で解消された。私は彼らを応援します。2024/12/10

紅咲文庫

17
“「障害者」は「障害のある人」と言う意味だけど、本当は、障害があるのは、社会のほうだ。人じゃない。(p55)“ ”そうやって当たり前のようにへラルボニーが浸透して、無意識が意識となる。「障害者」と聞いたとたん、「自分には関係ないもの」とシャットアウトしていた人が、へラルボニーの美しい世界に触れることで、「障害者」に対する認識が変わる。(p180)“2023/01/21

えすてい

16
今年某百貨店でヘラルボニーの展示販売会が開かれ見に行ったが展示販売されているのは特定の施設の作家の作品ばかりだった。きょうされんから毎日のように紹介されるとあったが、当会通販部門のきょうされんともいちのFBアカウントはヘラルボニーへのいいねだけとなり自分たちで発信しなくなった。ムラ社会のボーダーを打ち破れとは書かれていたが、事業が拡大し認知度が上がってくると自然発生的に「ムラ社会化」していくのだろうか。コネのできた施設からリクルートされていくシステムが出来上がっていってるのではとすら感じられた。となれば→2025/06/18

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