出版社内容情報
コロナ禍で命を落とした不世出の外交官は、秘録と呼ぶべき経験と日本の課題、そして真の脅威について書き遺していた。渾身の手記。
内容説明
日米同盟の最深部まで知る男が書き遺した渾身の手記。当事者だけが知る真実がいま、初めて明かされる。
目次
第1章 父母たちの戦争
第2章 日本人とアメリカ人
第3章 敗者と勝者の同盟
第4章 湾岸危機―日本の失敗、アメリカの傲慢
第5章 悲劇の島―沖縄
第6章 イラク戦争―アメリカの失敗、日本の官僚主義
第7章 難しき隣人たち―日本外交の最大課題
第8章 漸進国家・日本
著者等紹介
岡本行夫[オカモトユキオ]
1945(昭和20)年、神奈川県出身。一橋大学卒。1968(昭和43)年、外務省入省。1991(平成3)年退官、同年岡本アソシエイツを設立。橋本内閣、小泉内閣と2度にわたり首相補佐官を務める。外務省と首相官邸で湾岸戦争、イラク復興、日米安全保障、経済案件などを担当。シリコンバレーでのベンチャーキャピタル運営にも携わる。2011(平成23)年東日本大震災後に「東北漁業再開支援基金・希望の烽火」を設立、東北漁業の早期回復を支援。MIT国際研究センターシニアフェロー、立命館大学客員教授、東北大学特任教授など教育者としても活躍。国際問題について政府関係機関、企業への助言のほか、国際情勢を分析し、執筆・講演、メディアなどで幅広く活躍。2020(令和2)年4月24日、新型コロナウイルス感染症のため死去。享年74(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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