午前0時の身代金

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午前0時の身代金

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  • サイズ B6変判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103544715
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「クラウドファンディングで身代金10億円を募る」前代未聞の誘拐事件に、新米弁護士が挑む! 第8回新潮ミステリー大賞受賞作。

内容説明

新米弁護士・小柳大樹のもとに相談に訪れた学生・本條菜子が、その夜、突如失踪する。翌朝、クラウドファンディングで日本中から十億円の身代金を募る、前代未聞の「誘拐プロジェクト」が発覚。小柳は事務所のボスで企業法務弁護士の美里先生とともに、クラウドファンディングサイトを運営する企業に赴くが…。果たして十億円は集まるのか。そして犯人と、その思惑は―?新機軸のノンストップ・ミステリー!第8回新潮ミステリー大賞受賞作。

著者等紹介

京橋史織[キョウバシシオリ]
1972年徳島県生まれ。お茶の水女子大学生活科学部卒業後、一般企業に勤務しながら脚本を学び、ラジオドラマや舞台等の脚本を手がける。第39回創作ラジオドラマ大賞入賞。その後、スイスへの転居をきっかけに、小説執筆を始める。2021年、『午前0時の身代金』で第8回新潮ミステリー大賞を受賞。現在は東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

165
「警察に知らせるな」が常道の誘拐を劇場犯罪化した点は、高村薫『レディ・ジョーカー』への挑戦か。クラウドファンディングで巨額の身代金を集める始まりは新しい方向性を示しており、次々と意想外な話が事件に絡んで先が見えなくなる面白さはエンタメのツボを心得た作劇術だ。ストーリーはまっすぐ進み、ミステリとしては水準点に達している。ただ作者が脚本家出身なためか映画かドラマを見せられている感が残り、高村作品に比べるのは酷だが小説としての読み応えや厚みはない。読者の求めるところによって満足か不満かが大きく分かれる本だろう。2022/06/01

MI

117
新米弁護士小柳のもとに相談に訪れた学生本條菜子が、その夜失踪。翌朝クラウドファンディングで日本中から身代金10億円を募る。小柳は事務所のボス企業法務弁護士美里先生とともにクラウドファンディングサイトを運営する企業を訪れ、本條の救出に乗り出す。果たして10億円は集まるのか。そして犯人の思惑は何か。面白く読む手が止まらなかった。謎は解けたが、最後の一文だけが謎にに包まれたまま。本作は2021年新潮ミステリー大賞受賞作。2023/03/08

タイ子

102
デビュー作。切り口が斬新、設定もユニーク、リーダビリティ抜群。新米弁護士・小柳の元に相談に訪れた女性・菜子。詐欺の片棒を担いで、追われているらしい。目を離したすきに彼女が誘拐された。犯人からとんでもない提案がくる。クラウドファンディングで10億円を募集せよ。この奇抜さはこれまでにない設定で何が始まるんだろうと期待が高まる。小柳のボスがとにかくやり手弁護士で彼女がストーリーをあっちこっちに連れて行く。どんでん返しあり、驚く芸当にあっけらかん。企業スパイ、内部抗争でスケール大きく、でも着地はそこなんだー。2022/05/15

kotetsupatapata

76
星★★★☆☆ 身代金をクラウドファンディングで募るという設定は、いかにも令和の犯罪らしく意表をつかれましたが、肝心の話の展開はあちらこちらに散漫し、ごちゃごちゃと軸が見えないまま読了。 途中までは話の展開も、意外などんでん返しもあり、この先どのように進んでいくのか楽しみでしたが、結局社内スパイが主題なのか、はたまた誘拐事件も美里が企てたのかと思いきや、別の人間に計画を乗っ取られる等少しプロセスも杜撰な有り様だと感じました。 2022/08/22

ごみごみ

75
犯人が要求してきた身代金は10億円!「クラウドファンディング」で日本国民から24時間というタイムリミット付で募るという斬新な設定。誘拐された女性からある相談を受けていた新米弁護士が、守秘義務を守りながら救出のために奔走する。複雑に絡み合う登場人物それぞれの事情と思惑が、犯人にたどり着く鍵となるのだが、私の予想は全く外れた。こんな「誘拐プロジェクト」が成立するなんて… まさかの黒幕に唖然とした。デジタル社会に未だ疎い私でも、読みやすく分かりやすい文章で一気読み。展開も早いし、映像化に向いてる作品だと思う。2022/04/10

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