ピンク色なんかこわくない

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  • サイズ 46判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103544111
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

私は私なんだから、自分を自由に生きてもいいはず……四姉妹と母は、どんなふうに暮らしてきたか。若草物語じゃない女たちの物語。

内容説明

どんなふうに生きてもいいはず。私はひとりしかいないのだから。なのに、なぜ、こんなにも囚われてしまっているのだろう―美しい長女、知的な次女、風変わりな三女、年の離れた末妹。母と四姉妹はどう生きてきたか。家族のなかで自分を生き抜くための物語。

著者等紹介

伊藤朱里[イトウアカリ]
1986年、静岡県生まれ。「変わらざる喜び」(「名前も呼べない」に改題)で、第三十一回太宰治賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

114
個性豊かな四姉妹と母。美しく父親に特に愛された長女いっちゃん、秀才の次女ハカセ、潔癖性と引きこもりを経て小説家となった三女サッカそして年が離れアイドル的存在だった四女愛ちゃん。姉妹それぞれの家族の中での立ち位置、役割…他の姉妹への羨望…家族の中での自分の役割から逃れ、家を出ていった長女、次女、四女。三女だけが家に残り…その三女の章だけがなかったのが残念!自分的には末っ子の愛ちゃんが苦手だなぁ。自分はお母さんに一番近いかも(゜ロ゜)。そして、最終章って必要だった?2022/05/08

ゆみねこ

80
ブラックな若草物語のように感じた。美しい長女・頭脳明晰な次女・潔癖症で引きこもりで後に作家になった三女・年の離れた四女で家族のアイドル的な愛子と彼女らの母。三女の視点からの章がなかったのは残念。女同士は身内でも難しい。そして男の影が薄い1冊。読み終えて凄く疲れた。2022/09/09

sayuri

75
「赤い小鳥」「誘惑の家」「ピンク色なんかこわくない」「幸福な母親」「わが家は花ざかり」5話収録の連作短編集。個性豊かな四姉妹とその母親の物語。美しいお姫様のような長女、容姿には恵まれなかったが頭脳明晰な次女、風変わりで引きこもりの三女、年の離れたマイペースな末の妹、どこかつかみどころがなく、一歩間違えると毒親になりかねない母親。なんだかみんな痛い。そして生きるのが辛そうだ。姉妹間、母娘間のよそよそしさや、登場人物から発せられる棘のある言葉、ぴりついた空気に心が休まらない。日々生き迷う人達の心情が胸に迫る。2022/03/31

ででんでん

70
大好きな伊藤朱里さん。今作では四姉妹と、その母、それぞれの生き方、戦い方?それを決定づけた周囲のあり方が、彼女らしい抉り方・切り取り方で描かれ、確かにそうだ!!と膝を打つ気持ちになるところ多々あり。四女がお下がりの膨大な洋服を処分していくところがとても好きだった。女たちの家族関係が、影響を与える者、受ける者として、これでもかと描かれる。父親はじめ男たちは微かな気配を感じるくらい。「母親なんか、そのためにいる。お母さんみたいになりたくないと、娘に思われるために。」と言う母の言葉が分厚いぶん、終章が肩すかし。2022/07/25

なゆ

69
心にチクチクとくる感じが好き。それぞれに全く違う四姉妹と、どこか掴みどころのない母親の話。なんかちっとも仲がいい家族には見えなくて、寄ると触るとギスギスしてるようで落ち着かない。美人でおっとりしてモテる長女、可愛げないが秀才の二女、潔癖症から引きこもりがちな三女、一家のマスコット的存在を演じる歳の離れた四女愛子。愛子の怒りは、今の若い世代の怒りのように思えてくる。何にでも名前がつく時代って、よく考えたら面倒くさい。言葉や情報にがんじがらめになる感じ。ただただがむしゃらに生きた母親世代とどっちがいいのか。2022/06/23

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