私の馬

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103542827
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

あの瞳に射抜かれて、私は一億円盗んだ。感動の疾走エンタテインメント! 「ストラーダ、一緒に逃げよう」。共に駆けるだけで、目と目を合わせるだけで、私たちはわかり合える。造船所で働く事務員、瀬戸口優子は一頭の元競走馬と運命の出会いを果たす。情熱も金も、持てるすべてを「彼」に注ぎ込んだ優子が行きついた奈落とは? 言葉があふれる世界で、言葉のない愛を生きる。圧倒的長編小説!

内容説明

造船所で事務員として働く瀬戸口優子は、通勤途中の国道で、馬運車から逃げ出した元競走馬と運命的な出会いを果たす。「彼」の名はストラーダ。街のはずれにある乗馬クラブで「彼」に跨った優子は、誰よりも「彼」と心を通わせる感覚を味わい、その馬にのめり込んでいく。ストラーダの栄光の復活のため、優子は組合の金に手をつけ始める。帳簿を改ざんして「一時的に借りるだけ」だったはずの横領額は、気づけば億を超えていた…。言葉があふれる世界で、言葉のない愛に生きる。感動の疾走エンタテインメント!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

185
川村 元気は、新作中心に読んでいる作家です。実話に基づく馬に魅せられた哀しい犯罪サスペンスした🐎🐎🐎https://www.shinchosha.co.jp/book/354282/2025/01/02

いつでも母さん

131
『国道に、馬がいた。』インパクト大の冒頭の一行に掴みはOK!だったと思ったら、えーそっちなの?の危うさ。堕ちていく女に嗚呼・・としか言えない。錯覚と書いて愛と読ませるのか。錯覚と書いて幸せと思い込むのか。愛は哀の響き、ストラーダと呼ばれる馬に罪は無い。2024/10/13

hiace9000

127
孤独で寡黙な40代の女、人生に満たされぬ優子は、通勤途上の国道で輸送途中の馬運車から逃げ出した漆黒の瞳の馬と出会う。まるで取り憑かれたようにその馬にのめり込んでしまう優子。人は言葉で満たされてこそ幸せなのか、それとも言葉なしに気持ちをシンクロできることが幸せなのかー。匂いや音、動物的鼓動や肉体感覚を随所で生々しく描写し、優子への共感を積み上げていく。横領した10億円を馬のために注ぎ込んだという実話を元にした今作、言葉を持たない馬との恣意的で破滅的な愛を描く悲劇か、それともただの馬を愛した女の哀しき喜劇か。2024/10/07

はにこ

84
偶然出会ってしまった元競走馬に心を奪われてしまう事務員の独身女。今まで真面目に生きてきたのに、馬に心を奪われて横領しちゃう。登場人物ですらコントロールが効かない心。馬におぼれていく様子が何とも不気味。そんなに心血注いでもクールな馬。媚び諂わないのがいいね。最後の場面は頭の中にその情景が浮かぶようだった。2024/10/23

シャコタンブルー

64
国道に、馬がいた。これが最初の一文だ。ある日偶然出会った馬に魅了され次第にのめり込みやがては破滅していく女が描かれている。優子は無口だが、その内面は馬との交流によって露わになる。乗馬することで人馬一体になり風となる。心地よいリズムとテンポが文体に練りこまれて刻まれていく。馬のいる生活は精神的に豊かさをもたらすが金銭的には不幸を招く。会社の金を横領していく過程はスリリングだ。罪悪感が次第に麻痺して常習化していく。馬だけは裏切らない、信じられる。馬とのラストシーンは象徴的であり複雑な心境に陥った。2024/10/31

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