出版社内容情報
恋人や家族が戯れる海の底で沈没船を探すロマンチスト。それが水中考古学者だ。今日は地中海、明日はドブ川。激アツの発掘デイズ。
内容説明
英語力ゼロなのに単身渡米、ハンバーガーすら注文できず心が折れた青年が、10年かけて憧れの水中考古学者に。その発掘現場は驚きと発見の連続だった!イタリアに行けば、指先さえも見えない視界不良のドブ川で超レア古代船を掘り出し、ギリシャの離島で命を危険にさらし水深60mで沈没船の記録作業、コスタリカでは地元で「海賊船」と噂される船の正体を推理…そして判明した正体とは!?最新技術を武器に、世界の海でフィールドワーク中!
目次
第1章 人類は農耕民となる前から船乗りだった
第2章 発掘現場には恋とカオスがつきものだ
第3章 TOEFL「読解1点」でも学者への道は拓ける
第4章 エーゲ海から「臭いお宝」を引き上げる
第5章 そこに船がある限り、学者はドブ川にも潜る
第6章 沈没船探偵、カリブ海に眠る船の正体を推理する
第7章 バハマのリゾートでコロンブスの影を探せ
第8章 ミクロネシアの浅瀬でゼロ戦に出会う
著者等紹介
山舩晃太郎[ヤマフネコウタロウ]
1984年3月生まれ。2006年法政大学文学部卒業。テキサスA&M大学大学院文化人類学科船舶考古学専攻(2012年修士号、2016年博士号取得)。船舶考古学博士。合同会社アパラティス代表社員。テキサスA&M大沈没船復元再構築研究室研究員。西洋船(古代・中世・近代)を主たる研究対象とする考古学と歴史学の他、水中文化遺産の3次元測量と沈没船の復元構築が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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