出版社内容情報
歴史を塗り替えた大河物語「十二国記」の30年史を辿る!
1991年に新潮文庫の一作として発表された『魔性の子』は、その後、「十二国記」シリーズの「はじまりの物語」となり未来に繋がる————。
30年の時を経て、初版3万部で始まった一冊が、《完全版》全10点15冊の累計1280万部を超える大作となった今、改めて作品世界を振り返り、様々な視点から「十二国記」の30年史を辿る、シリーズ初の「ガイドブック」。
内容説明
大人気シリーズ「十二国記」を様々な視点から辿る初のガイドブック。小野不由美ロングインタビュー収録。幻の短編「漂舶」、超豪華9名による描き下ろしイラスト掲載。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
358
30周年の「十二国記」シリーズを読み続けています。30周年記念の初のガイドブック、内容もイラストも充実しています。私は、忘却読者のため、ほとんど内容を忘れていましたので、復習になりました。 私は、現在グイン・サーガ完読プロジェクトにチャレンジしていますが、唯一の望みは、私が生きていて本を読める状態の内に、「十二国記」シリーズを小野不由美に完結していただくことです(笑) https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/series/30th-guidebook.html2022/10/23
kou
216
十二国記愛に溢れた一冊。作者の制作秘話も読めて、胸が熱くなった。趣味で書いたラフな輪郭が、こんな壮大な物語になるとは・・・凄すぎる!2022/11/04
Nat
185
どうしようかなと悩んでいたが、結局買ってしまった。幻の短編「漂舶」が読めて良かった。記念のイラストでは、清原絋さんの泰麒が何といっても素敵すぎる。また、編集を担当した鈴木真弓さんの話がとても良かった。久しぶりに十二国記の世界に浸った。いつか新作の短編集が発売されるのを、諦めずに待とうと思う。2022/09/11
ミュポトワ@猫mode
180
30周年記念で、十二国記全巻再読しておいてよかったwでないと、もう一回最初っから読み直すところだったwまぁ短編出たら読みなしますがねwでも、十二国記書くの大変なんだね。「営繕かるかや」なんかは、それなりなスピードで発行されているからそうじゃないかなぁって思ってはいたけれど、やっぱりかぁ。でも、ファンが多いのは十二国記なんだよね。ホラーは人を選ぶからな。まぁ小野先生曰く、十二国記も人を選ぶ話らしいけどね。特にこれだけ長いとね、手を出しにくくはなっているわな。でも、俺はファンなのでみんなに勧めちゃうけどねw2022/10/16
やっちゃん
176
これを読んで今一度あらすじだけ最初から追ったけど改めて十二国記は面白い。自分は一気読みだったけど最新作が17年ぶりとは昔からのファンにはたまらなかっただろうなあ。他の国の物語も読んでみたいですね。2023/10/28