生きるための死に方

生きるための死に方

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784103540038
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

「その日」のために私たちは、どう生きればいいのか。各界の識者42人が綴る様々な死生観。

目次

「もう齢など忘れてしまって」(芹沢光治良)
願わくは花のしたにて春死なん(高橋正雄)
笑って死のうハンカチーフ(城夏子)
人生は未完のまま終りを告げる(石垣綾子)
「美しい女」実は死神(佐藤朔)
齢80の居候(山室静)
明治生まれの士族らしく(長谷川周重)
役者行路(中村伸郎)
生きているうちは死はこない(飯沢匡)
赤色が象徴する「生」と「死」(岡本太郎)
「ではお静かに…」といきたいが(戸川幸夫)
遺言状を書く必要がなかった人(新藤兼人)
私の私へのレクイエム(榛葉英治)
生命の証しの音を聞く(舟越保武)[ほか]

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

2
昭和の終わりつつある63年に大正〜昭和一桁の人々に死生観を聞いた新潮45の連続特集を単行本化。65歳の伊藤忠社長は還暦を過ぎたら死に方(余命を何に消費するか)を考えねばならないと語る、当たり前のようだが。戦争体験者は「兵営の共同生活では死は怖くなかった」と、悩む余裕のない兵舎。親などの介護で人生を消費することも格段に増えている。長く入院しないガンで死ぬのは望ましい。座って読書は認知症の誘発要因で、歩行など運動と会話が予防の基本。団塊の世代が百歳になる2050年、百歳老人は十数万あるいは数十万と見込まれる…2015/04/20

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