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出版社内容情報
「国民的芸人」の人生に迫る、本人公認シリーズがスタート。誕生からデビュー、ひょうきん族まで、青春時代を克明に記録した第一弾!
内容説明
生まれた時から、ずっと面白い!誕生から少年時代、落語界入門、大恋愛、大阪でのブレイク、『ひょうきん族』のスタートまで、「国民的芸人」の“歴史”を克明に記録。人生を「明石家さんま研究」に捧げた男による、渾身のデビュー作!
目次
プロローグ―杉本高文18歳
1 原点―1955~74年の杉本高文
2 入門―1974~75年の笑福亭さんま
3 再起―1975年の明石家さんま
4 研鑽―1976年の明石家さんま
5 覚悟―1977年の明石家さんま
6 刺激―1978年の明石家さんま
7 進撃―1979年の明石家さんま
8 追走―1980年の明石家さんま
9 誕生―1981年の明石家さんま
著者等紹介
エムカク[エムカク]
1973年福岡県生まれ。明石家さんま研究家、ライター。1996年より「明石家さんま研究」を開始。以降、ラジオやテレビ、雑誌などでの明石家さんまの発言をすべて記録し始める。その活動が水道橋博士の目に留まり、2013年9月10日より「水道橋博士のメルマガ旬報」で連載「明石家さんまヒストリー」をスタート。日本テレビ『誰も知らない明石家さんま』など、テレビ特番のリサーチャーも務める。『明石家さんまヒストリー』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
67
明石家さんまさんの誕生から弟子入り、ひょうきん族出演までの歴史を丹念に追った書籍。本人や松之助師匠、周りの人物が実際にインタビューやTVで語った内容が話題毎に常にセットになっているのでわかりやすい。若手時代の苦悩、紆余曲折がよくわかる。次作は全国区になっていった時期、ビートたけし、タモリ、ダウンタウンやジミー大西との出会い等を中心にした1982年~1985年をまとめた分が初夏に刊行との事。楽しみ。2021/02/09
ぐうぐう
34
熱烈なファンというものは、時に評論家や批評家を凌駕する瞬間がある。芸人・明石家さんまの歴史を丹念に綴った本書は、さんまの一ファンによる労作である。20歳の時に、ある番組でのさんまを観て虜になった著者は、以降、さんまが出演する番組をウォッチしていくうちに、さんまの発言をすべて記録することを思い付く。あくまでその行為は、誰のためでもない自分のためにだ。仕事ではなかったからこそ、純粋に喜びとしての行為だったからこそ、続けることができたのだろう。(つづく)2020/12/09
gtn
29
一度は東京に逃げたが、恋愛に敗れ、再び戻ってきたさんまを何事もなかったかのように迎え入れた師松之助。おそらく照れ屋な彼のこと、何も言わずさんまをラーメン屋に連れて行こうと、その日に備え何度もシミュレーションしたに違いない。当時は酒乱で、舞台に穴をあけることも多く、人間的弱点を隠しきれなかった師。そんな師のお陰で今のさんまがある。2021/03/28
kei-zu
26
ふりかえれば私の青春期は、明石家さんまという稀代のタレントとともにあった。眠い目をこすりながら、深夜に放送の「サタデーナイト・ショー」を見た記憶も懐かしい。 樋口毅宏「タモリ論」(新潮新書)では、さんまを真の「絶望大王」と評した。さんまの「笑い」の本質を的確に指摘するものであったと思う(詳しくは、同書で)。 本人が自らをあまり語ることが少ない中、雑誌や番組内での自身や関係者の発言等から著者が浮かびあがらせる「人間」さんまの躍進と葛藤。 修業時代、師匠との交流については胸を打たれます。2021/04/06
ガットウ
25
★★★★4.6点。大変愉快な、読書体験でした。世代もありますが「高文は長谷川公彦と出会う。長谷川は1974年3月24日、18歳の誕生日を迎えた日に、島田洋之介・今喜多代に弟子入りした。」なんて記述を読むともうワクワクしますね。次巻も楽しみ! 2021/06/20