出版社内容情報
嫁いだ義実家は今までの常識が通じない世界だった。デリカシーは川に捨てたと豪語する「くそばばあ」な義母と戦う嫁の爆笑エッセイ。
内容説明
嫁いだ義実家は今までの常識が通じない世界だった―。はた迷惑な「くそばばあ」こと義母は常に迷言連発!戦う嫁の爆笑エッセイ。
目次
1章 義母の美意識は天高く馬肥ゆる秋(義母との出会い―ばばあは救急車がお好き;義母の美意識は天高く馬肥ゆる秋 ほか)
2章 義実家にはときめかない(義母の大怪我;令和逆走おじさん義父 ほか)
3章 なぜ結婚したんですか問題(サマンサおばさん生誕祭;婦人会ネットワーク ほか)
4章 くそばばあ、嫁のために出陣(アロエがプレッシャーに負けた日;私がなりたい人―オカンへ感謝、マジリスペクト、最高級の愛を込めて ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
羽雪*hane**
41
汚い言葉の裏に愛のある笑いに繋がるのだろうと、笑いを求めて読んではみたものの…。強烈な義父母に育てられた旦那と結婚を決め、挨拶の際からその異様さには気づいていて、家族になった著者。嫁いだ先は混乱の極みであることは間違いないだろうけど、それにしても自分を正当化して何でも人のせい、義実家を落としすぎじゃない?いくら強烈でもお義母さんには他意はなく表現が独特でストレートなだけ。勢いにのまれて無神経に思えるし適切な距離感も苦手な人なんだろうけど、新たな家族をすんなり迎え入れ、公平な接し方をする義母の方が愛がある。2021/07/17
千穂
35
結構強烈な義母、大阪のおばちゃん?個性?だとは思うが、ばたこさんのこの義母との関わり方余り共感は出来なかったなぁ〜旦那さんのこともけちょんけちょんにこき下ろしてるけど、子どもたちを可愛がるいいパパだと私は思ったよ。2021/08/27
milk tea
27
タイトル、ざんし〜ん。 「くそばばあと私の泥仕合な日々」とは、穏やかでない。 嫁姑バトル、さらに義母の手下の旦那さん、さらにおまけのような時代逆走義父。 キャラクターが強烈すぎ!! 義母さんや旦那さんを露天風呂に沈めていた、ミルトンに漬けた、漂白剤につけた、川に流すかもしれないって…⁈ 義母さんの「嫁ちゃんのことを言うて良いんは私だけや」なんて言葉には、愛情が詰まりすぎて、ウルっときてしまった。ばたこさんのことを一番よく見てるのは、旦那さんじゃなくて義母さんかもしれないね。2021/08/28
7a
13
勝手気ままでやりたいように動き思った通りに口にする大阪のおばちゃん。お義母さんのキャラか作者の文章力のおかげなのか、読んでいる分には愉快だなぁとしか思えない。いや実際身内にいたらかなりしんどいんだろうけども。次女の病気のことや著者の容姿を他人にけなされたときの反応など、良いところもちゃんと描いている。なんだかんだ義母を認めてるんだろうな。ただモラハラ義父は最低。どこにも庇う要素なし。2021/05/21
Keystone
13
もちろんフィクションも混ぜているでしょうが、結構具体的で、ご家族に本のこと、バレないのかしら?お母さんと職場の上司の話のところが良かったです。ご主人とお義母さんの話は読んでいて、なんだか辛くなってしまいました。2021/02/04