出版社内容情報
夜が明けて、その光の中で愛する人々をしっかりと抱きしめるために――。淳平は36歳の小説家。大学時代からの親友・高槻と小夜子が結婚して娘の沙羅が生まれ、その2年後に離婚してからも4人は疑似家族のように毎週会っていた。そこに阪神淡路大震災が起こり、悪夢にうなされる沙羅に淳平は蜂蜜とり名人の熊の話を創作して聞かせる。村上春樹の名短篇とイラストを合わせた大人気アートブック第5弾。
【目次】
内容説明
夜が明けて、その光の中で愛する人々を抱きしめるために―『神の子どもたちはみな踊る』のために書き下ろされた名短篇とドイツの人気イラストレーターの合作によるアートブック第5弾。地震のあとで、日常を揺さぶるダークな「何か」を鎮める物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
171
私はハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上春樹の新作をコンスタントに読んでいます。村上春樹×カット・メンシックのアートブックを読み続けて第5弾です。本作は、既読のはずですが、忘却読者のため、ほとんど覚えていません。本作が、今回セレクトされたのは、熊が旬だからでしょうか❓🐻🐻🐻 https://www.shinchosha.co.jp/book/353439/2025/11/26
mint☆ 現在ログイン率低下
77
内容は「神の子どもたちはみな踊る」に収録されていた短編とのこと。ドイツのイラストレーター、カット・メンシックさんとの合作によるアートブック第5弾。その前の4冊は読んでないし「神の子どもたちは〜」も未読でしたが表紙が目に留まり手に取りました。理解できてない部分があるんだろうなと思いながら読了。でも村上春樹さんの文章って好きなんです。イラストもオシャレ。2026/01/07
うっちー
77
春樹氏、こんな前向きな作品があるのかと驚きです2025/12/15
アキ
77
村上春樹の新作。予約して読みました。なんだか既視感のある話しだと思ったら「神の子どもたちはみな踊る」のラストの短編のアートブックでした。熊が蜂蜜を売るというメタファーも、今日では違った風に受け止めてしまいますが、ふたりの男とひとりの女性の物語は、夏目漱石のこころを思い出させます。神戸の大震災からもう30年が経過しますが、日本にはその後も震災と人々の関わりが連綿と続いていて、日本人の心象に影響を及ぼしていることを感じます。いつものように村上春樹のあとがきは、読むのを楽しみにしてしまいます。2025/11/28
優希
55
カット・メンシックの黄色い挿絵がインパクトありますね。登場人物4人それぞれの立場がいかにも村上さんらしいなと。まさきちととんきちと蜂蜜パイの話も可愛いですし。その反面独特の艶っぽさもある大人の寓話だと思いました。2025/12/08




