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出版社内容情報
とうとう僕の人生に事件が!? 30代・独身・一人暮らしの日常が向かう先は。外食、旅行、趣味を謳歌しまくり、仕事の失敗や思いつきの行動に少し反省、たまに幼い頃の思い出にほろ苦い気持ちになる、誰もが経験しうる毎日。しかし、そんな平々凡々とした生活に、終止符が打たれるときがついに来た!? たわいないこの世界に思いもよらない角度から殴り込みをかける、待望の最新エッセイ集。
内容説明
この男にも、ついに事件が…!?思いもよらない角度から日常に殴り込みをかける、待望の最新エッセイ集。
目次
ほどよい店で考える
「許す」をテーマに生活してみたら
ナタデココだけは絶対に持っていく
初めてのサイン会に行ってみた
高校生の僕と加藤と“もえたん”
墓場から侵入する蟻との闘い
歯医者をハシゴする
行きつけの美容室で違和感を積み重ねる
自転車をめぐる僕の冒険
異常なゲームにハマり続けている
マンションの隣人は選べない
遅刻時の完璧な過ごしかた
いまのところ続いている趣味について
欲望に素直過ぎる同期に振り回される
ハードな鍼治療からの生還
『オペラ座の怪人』の怪人にあきれてしまう
プラネタリウムで味わう特別な感覚
旅行前夜の悲劇に打ち勝つ
思いつきで函館に行こうとしたら、失敗した
脳がクラッシュする、謎のパーティに呼ばれた〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiace9000
116
平穏をこよなく愛し、平凡な毎日を楽しみつつも、日常に起こる”かすか”な違和感に嚙みついてしまう。ハライチ・岩井勇気さんのこだわり強め日常系エッセイ集。オードリー・若林さんといい著者といい、お笑い芸人特有の感性で違和感をツッコミ、ほじくる。その角度と深度は絶妙に笑いのツボを突き、「たしかにそこな!」の連発なのである。ふんわり癒され、ほっこり脱力できるものから、電車内読書危険の”必笑”エッセイが詰め込まれる。『オペラ座』『謎パーティ』『ヘッドスパ』を早朝一人読みし、笑い声で家人の眠りを妨げてしまった私。2024/09/20
ma-bo
77
ハライチ岩井さんの「僕の人生には事件が起きない」「どうやら僕の日常生活は間違っている」についで日常エッセイ第3弾。許すをテーマに生活、ナタデココ、マンションの隣人、旅行前夜の携帯、謎のパーティー、ドライヘッドスパが良かった。『自分の人生で"かすか"でも何かをきっかけになった時のことは覚えておきたい。人生はそんな"かすか"が積み重なってできているのだ』2024/12/12
雪
53
ハライチ岩井さんの日常エッセイ第3弾。いや~笑わせてもらいました。巻が進むにつれてどんどん面白くなっている気がする。なるほど~と気付かされる部分や、予約や時間に関する感覚などは驚くほど共感できる部分がたくさんあり、自分も「面倒くさい」性格なんだなと(笑)。お気に入りはナタデココ、行きつけの美容室、仕事に遅刻したとき、オペラ座の怪人、函館など。その他も選べないほど全部面白かった。第4弾も期待してます。2024/10/09
竹園和明
42
実は密かにシンパシーを感じている岩井勇気の第3弾(笑)。この人は日常のあらゆる事に神経が過敏に反応してしまうらしく、それが堪らなく可笑しい!。数えてみたら全部で24のエピソードが載っていた。中でも“許す”事をテーマに生活した時期の居酒屋での出来事には笑った!。無愛想で失礼な店員の無礼の数々に内心怒りを覚えるものの、その都度「許そう」と努めるが…。店員の行動全てが気になり自ら狂気の世界にハマって行く様子が絶妙!。時間にルーズな友人を焼肉に誘った騒動も傑作。岩井の気持ちが痛いほど解る自分も、かなり変人かも笑。2024/12/01
なっち
30
3冊目が出ているなんて全然知らなかった!!私としたことが。今回も笑わせてもらいました。心の中のツッコミが最高に絶妙で面白い。歯医者をはしごした話とナタデココの話、自転車を購入した話が特にお気に入り。そして私も異常なゲームに何年もハマり続けている一人です。 2024/10/07