生きるとか死ぬとか父親とか

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生きるとか死ぬとか父親とか

  • ジェーン・スー【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 新潮社(2018/05発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103519119
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

20年前に母を亡くし、気づけば父80歳、娘40代半ば。絶縁寸前だった父娘は、再び絆を結べるのか。普遍にして特別な家族の物語。一番近くにいたはずの人が、一番わからない――。20年前に母が他界、気づけば父80歳、私は40代半ば。いまだに家族は増えていない。会えばギクシャク、一時は絶縁寸前までいった父と娘だけれども、いま父の人生を聞いておかなければ、一生後悔する――。戦時中に生まれ、戦後社会に出て必死で働いた父。母との出会い、他の女性の影、全財産の喪失……。父の人生と心情に迫る、普遍にして特別な家族の物語。

ジェーン・スー[ジェーン スー]
著・文・その他

内容説明

私が父について書こうと決めたのには、理由がある―。20年前に母を亡くし、気づけば父は80歳、娘は40代半ば。一時は絶縁寸前までいったけれど、いま父の人生を聞いておかなければ、一生後悔する。父と娘をやり直すのは、これが最後のチャンスかもしれない―。父への愛憎と家族の裏表を描く、普遍にして特別な物語。

目次

この男、肉親につき。
男の愛嬌
結核男とダビデの星
サバランとミルフィーユ
ファミリー・ツリー
不都合な遺伝子
戦中派の終点とブラスバンド
七月の焼茄子
それぞれの銀座
ミニ・トランプ〔ほか〕

著者等紹介

ジェーン・スー[ジェーンスー]
1973年、東京生まれの日本人。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBSラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」のMCを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ウッディ

174
「相談は踊る」「生活は踊る」などラジオのパーソナリティ ジェーンスーさんのお父さんとの過去そして今を切り取ったエッセイ。ラジオやこれまでのエッセイと違い、笑いは少なめ、しみじみした内容でした。ラジオで語るお父さんは、さくらももこさんの父ヒロシみたいな人かと思っていたけど、懐が深い人という印象でした。リスナーの相談に答えてきたスーさんの人生を垣間見たようで嬉しかった反面、お嬢様っぷりが凄く、東京に馴染みのない自分としては、すこし距離を感じ、共感できない部分も多かったような‥。2018/12/24

修一郎

121
ラジオ番組にジェーンスーさんがお出ましになっているときに本に綴っているようなオヤジさんとのいきさつを聞いた。アラフォー女の応援歌だった前作に比べると,曲者オヤジに付き合った時間を素直に綴った文章で,何も知らなければ小説と思うくらい。今77歳でこんだけ口が達者ならたいしたもんだ。かっとんだ父親に恨みもせず,血筋もしっかりと自覚して受け止めていらっしゃって素晴らしい。自分はこんなふうにオヤジに優しくできないね。私のオヤジはこんなかわいく年取ってってないけど。この文章だったら次,小説行けるんじゃないかね。。2018/10/04

じいじ

120
筆文字の装丁が洒落ています。45歳、独身の著者は、唯一人の家族(住まいは別)父親に、未婚を咎められたことがないそうです。そんな彼女が綴った〈父親論〉は、以前に読んだ阿川佐和子の『強父論』とは、またひと味違った面白さがあります。価値観を異にする親娘なので、ちょこちょこ起きる二人の諍いも愛嬌の裡で済まされます。血の繋がった父と娘、双方の思い遣りが随所に垣間見えて、ほっこりとした気持ちにさせてくれます。こよなくアメリカを愛す著者が、大統領選でトランプ支持を掲げる父を嘆く【ミニ・トランプ】の章が面白かった。2018/07/24

とん大西

105
たまにエッセイを読むのもエエもんです。同世代で共感するとこも多々ありで…。不慣れでついつい斜め読みしたりするとこもありましたが…わかる、わかります。そのエッセンスが。親子は愛と憎をあざなった縄のよう…わかるような気がします。老いた父母に対し、大人になった子供として思うこと。大人への階段を登り始めた我が子に対し、親として思うこと。色々思います。徒然に。年を取る、月日を重ねる、年輪を刻む-星霜を経て何を喪い何を得てきたのだろうか。その答もおぼろげなまま、彼らに対して思う。今、彼らにしてあげれることは何か。2018/09/09

美登利

95
なかなか感想が書けなかったのは、私も片親を早くに亡くしているからだ。スーさんは最愛の母親を20代で失っている。ええかっこしいの父親は確かに羽振りもよく見栄えも良く自慢の父だったかもしれないし、今もそうなんだろう。事業に失敗し、大借金を拵えてもだ。自分に対して母親のような愛情を示してくれず(男親はそんなものだ)、女にモテて愛人を何人も作っていたのは娘として当然冷たい態度を取りたくなるのも分かる。それでも、スーさんと父親の墓参りのシーンはドラマを観ているようで面白可笑しく、そしてとても切ない。2020/12/24

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