樽とタタン

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  • サイズ 46判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103513513
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

学校帰りに毎日行った赤い樽のある喫茶店で、愛の不平等や孤独について、死後の世界やしもやけの治し方など、私が学んだ9つの話。忘れかけていた子どもの頃の思い出を、あざやかに甦らせる傑作短篇集。小学校の帰りに毎日行っていた赤い樽のある喫茶店。わたしはそこでお客の老小説家から「タタン」と名付けられた。「それはほんとう? それとも??」常連客の大人たちとの、おかしくてあたたかな会話によってタタンが学んだのは……。心にじんわりと染みる読み心地。甘酸っぱくほろ苦いお菓子のように幸せの詰まった物語。

中島 京子[ナカジマ キョウコ]
著・文・その他

内容説明

あの店に来ていた人たちは、誰もがどことなく孤独だった。小さな喫茶店でタタンと呼ばれた私が、常連客の大人たちから学んだのは、愛の不平等やしもやけの治し方、物語の作り方や別れについて。甘酸っぱくてほろ苦いお菓子のように幸せの詰まったものがたり。

著者等紹介

中島京子[ナカジマキョウコ]
1964年東京都生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒。出版社勤務を経て渡米。帰国後の2003年『FUTON』で小説家デビュー。10年『小さいおうち』で直木賞、14年『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学賞、15年『かたづの!』で河合隼雄物語賞、歴史時代作家クラブ作品賞、柴田錬三郎賞、同年『長いお別れ』で中央公論文芸賞、16年日本医療小説大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

400
中島京子は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、大人の事情赤樽喫茶店物語、連作短編集でした。短編のタイトルも好い雰囲気で、懐かしく感じました。タタンの佇むオールド喫茶店で美味しい珈琲を飲みたいなぁ!2018/04/02

fwhd8325

204
ちょっと不思議な小説だけど、あれっ、なんだか懐かしい。子供の世界と大人の世界。家庭でなく、子供が初めて体験する大人たちの世界は、魅惑的です。2018/08/26

ユカリ

196
その女の子はいつも、喫茶店の隅に置かれた赤いコーヒー樽の中にいる。彼女を「タタン」と名付けた老小説家をはじめ、愉快な大人たちが集う…。何十年ものちにタタンちゃんから見た大人の世界が追想される。記憶はうまく楽しく書き換えられ、中島さんお得意の不思議テイストへ。タタンちゃんの成長を見守るノスタルジー感も良い。個人的にお祖母さんの章が懐かしくて。我が祖母もぶっきらぼうな男言葉みたいな方言で話していたので。やはり北関東出身とあり、納得。 タルトタタンは蘊蓄話のみ登場(^^)2019/03/28

❁かな❁

196
とっても良かったぁ!なんだか懐かしい♪読みながら小学生だった頃のことを思い出す。赤い樽のある喫茶店。常連の小説家から「タタン」と名付けられる。個性的な大人の常連客達と過ごすタタンの日常。中島京子さんの作品を読むのは3作目。各章あたたかくユーモアがある♡ゆるやかに流れていく時間が心地よい♪おばあちゃんとのお話が特に大好き♡ぱっと消えてぴっと入るって表現いいなぁ*おばあちゃん、マスターや常連客達との心の交流が素敵♫最終章も良かった!小説家に聞いてはいけない質問がありますね。ラストが秀逸!優しい素敵な短編集♡2018/08/02

ナイスネイチャ

193
図書館本。昭和の時代を背景に毎日通った喫茶店に集う人々を小学生目線で綴った小説。様々な大人を子供の感性で表現しているのでほんわかして優しい雰囲気に包まれる作品でした。2018/05/04

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