出版社内容情報
笑って、怒れなかった、あの日のあなたがここにいる。大人気エッセイ集。「原稿、泣きながら拝んで読みました」と持ち上げながら必ず直しを命じる編集者。BE:FIRSTのLEOさんが涙ながらに語った決意、初ラブホでの醜態、母の口癖、J-WAVEに届くブラックなお悩み相談。日常と非日常の忘れられない/忘れかけたことを綴り、あるあると哀愁に満ち満ちた随想、これぞ日本のオアシス。
【目次】
内容説明
人も街も夢も変わっていく。笑えなかった怒れなかったあの日のあなたがここにいる。名画のラストシーンが珠玉の短篇集みたいなエッセイ集。
目次
バディ
人生は、ぬか喜びの連続な気がする
「燃え殻、推薦!」
人も、街も、夢も変わっていく
ズバリ!幕の内弁当一食分
精一杯のお手
美しい鼻歌と、セブンスターの香り
思っていたまんまの印象
住んでいる世界が違う
人はとかく大〓みだ
テイクばかりの人
「絶対に出るな、かけるな」
自意識感知レーダー
プロの「すみません使い」に出会った
咄嗟に取りつくろってしまう
底辺は存在しない
あの日のことをまた書いてしまった
大橋裕之 マンガ「連載200回を超えて」
第二回錦糸町プチ同窓会
ピンクパンティー事件〔ほか〕
著者等紹介
燃え殻[モエガラ]
1973年生まれ。2017年『ボクたちはみんな大人になれなかった』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カーンズ
7
燃え殻さんのエッセイ、日常を気づかせてくれる一冊。すごく孤高の作家さんなんだけど、どの世代にも通じる目線なのが染みます。わかってくれるのは燃え殻さんだけ、と本気で思ってしまう。日常で読み直して気持ちをリセットできる一冊。 「まだ頑張っているか?」の話のような仲間が欲しい。2025/10/25
土筆
6
燃え殻さんの本が好きだ。言い方が悪く聞こえるかもしれないけれど、こんな駄目なわたしも生きていていいんだと思える。正直、「デキル人」ではないと思う、パニック障害があったり、仕事を飛ばしたり、色々色々。多分泣き笑いしながら無理しながらも生きてるんじゃないかな。だから私もほっこり読んだり、泣きながら読んだり。もう少しがんばってみようかなと思える。世の中には色んな人がいるし色んな環境で生きているんだからな、と。北村先生に感謝です。「大丈夫。良いことも悪いことも、そんなに長くつづかないから(大槻ケンジ)」2025/11/02
TT
5
★★☆☆☆エピソードがおもしろく、著者の見解・洞察が一文たりとも疎かにせず、丁寧に言語化されていました。著者の誠実さと探求心に感謝します。大橋裕之さんの装画・挿画も最高です。持っていて満足度の高い本です。2025/10/19
ススめがね
4
楽しみにしていて、発売日に買って、大切に読んで、今、読了しました。燃え殻さんのエッセイでは、毎回一つ、声を出して笑ってしまうところが一つあります。あとは、じんわりいい感じの話があります。やっぱり、最近で、一番好きかも^_^2025/10/18
Huy
4
知り合いのおじさんのたわいもない話をのんびり聞いているような感覚になれる良い本。強烈な発見はないけれど、たびたび読み返したくなるようなほっこりエピソードに溢れている。2025/10/02
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