出版社内容情報
主戦場は、岩壁登攀、洞窟探検、学会運営、ラジオ出演――あれ? 爆笑の第3弾! 降り注ぐ火山灰の下で愛を交わすカツオドリの数をかぞえ、学問のためならネコの糞の採集にも精を出す。「子ども科学電話相談」で華麗なる回答を決めたかと思えば、鳥類からカッパに進化するプロセスに思いをはせる。ああ、鳥類学を普及する天竺までの道は曲がりくねって――楽しい! 累計20万部超の大人気「理系蛮族」エッセイ。
内容説明
調査機材が溶岩に埋没しても、調査地が地図から消滅しても、研究者の探求心はとどまるところを知らない。降り注ぐ火山灰の下で愛を交わすカツオドリの数をかぞえ、学問のためならネコの糞の採集にも精を出す。「子ども科学電話相談」で華麗なる回答を決めたかと思えば、鳥類からカッパに進化するプロセスに思いをはせる。研究の過程も、研究者の日常も、最短距離の一本道ではない。だから、楽しい!『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』著者による爆笑エッセイ第3弾!!
目次
第一章 鳥類学者は窮地に笑う(西之島ダイアリー“起:エレキング症候群”;西之島ダイアリー“承:甘美で致死的な罠” ほか)
第二章 鳥類学者は偶然を愛し偶然に愛される(南島の洞窟には骨が落ちている side‐A;南島の洞窟には骨が落ちている side‐B ほか)
第三章 鳥類学者、エデンを夢見る(雨が降ったので今日は休憩;西之島ダイアリー“転:金子さんの言うとおり” ほか)
第四章 鳥類学者、カッパと戯れる(本当は、考古学者になりたかった;カッパ、カパパパ、カッパッパー ほか)
第五章 鳥類学者は屋内でも羽ばたく(アシンメトリ・ロマンティック・ストーリー;ラジオに出ようよ ほか)
著者等紹介
川上和人[カワカミカズト]
1973年生まれ。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退。農学博士。森林総合研究所北海道支所地域研究監。著書多数。図鑑の監修も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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