出版社内容情報
悶絶するほどかわいくて、なぜか無性に懐かしい。抱きしめたくなる家族エッセイ誕生! 「おとうさん、むしって日本語しゃべれないの?」「おかあさん、まぶしいから太陽へらして」「てきにたべられないように、おおきくなりたい」――記録魔の小説家が天然成分100%の妻、かわいすぎる4歳児ちんたん、豆粒のような0歳児タッとともに歩むのは「人間への道」。ありふれた家族のスペシャルな日常を実況中継いたします。
内容説明
記録魔の小説家が天然成分100%の妻、かわいすぎる4歳児ちんたん、豆粒のような0歳児タッとともに歩むのは「人間への道」。ありふれた家族のスペシャルな日常を主にリビングから実況中継いたします。
目次
夜になったら寝ておくれ
ベーク色のおさら、ください
ミニカーに性別があるの?
お前の腕は、俺の腕
家族は踊る
鮮度一〇〇%の言葉たち
湯船のソムリエ
奥様はシルバーバック
父性って、何?
相棒とか、なかまとか
封印を解く!
ルールは新参者のために
ぼくらは人間修行中
著者等紹介
二宮敦人[ニノミヤアツト]
1985年東京都生まれ。2009年に『!』(アルファポリス)でデビュー。フィクション、ノンフィクションの別なく、ユニークな着眼と発想、周到な取材に支えられた数々の作品を紡ぎ出し人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めぐ
10
育児に纏わるエッセイ。丁度こちらも乳幼児を育てているので参考になる部分もチラホラ。だいぶコミカルに書かれていて笑いながら読んだり、そんなんでいいのか?とツッコんだり、なかなか肩の力の抜けた育児スタイルである。最近著者の『さよなら、転生物語』を読んだ際に、まるで見てきたかのように原始人を描写するなぁと思ったものだが、子供達を半分猿と形容し、原始人に見立てて観察している様が語られ、成る程本当に見てきたわけか…とストンと腑に落ちた。2022/09/07
悪者みきこ
3
3章まではすごく面白かった。その後から急激に飽きがきてしまった。最初は「これはっ!川上未映子のきみは赤ちゃんに並ぶかも!?」って思ったのになあ。2024/01/21
みやび
1
☆32022/08/11
ぬる燗
0
二宮敦人さんは初読。 子供ができて、てんやわんやの中で父親として初めて子に接する驚きや戸惑いをコミカルに見事に描いている。うちはすでに孫がその歳だが、行動は全く同じ。 ほのぼのとさせる一冊です。2023/02/26
とても甘い
0
前半の寝たふり。とか。やったなーと懐かしくなりながら。笑いながら読みました。2022/12/30