出版社内容情報
失ったお金は3億円。離婚時に背負った借金は7000万円! 『残酷な天使のテーゼ』の人気作詞家が元夫との超劣悪婚の全てを告白。
及川 眠子[オイカワ ネコ]
内容説明
『残酷な天使のテーゼ』や『淋しい熱帯魚』を手がけた人気作詞家が、3億円を失い、離婚時には7000万円の借金を背負った破れかぶれな結婚生活を告白!
目次
天使が去ったあと
イスタンブールで出会って
安らぎとの破局
ジレンマを突破するために
幸せの破片
遠距離結婚
カルチャーショックに撃破されて
トルコの破天荒な物語
最後のお願いは破産するまで?
愛という名の破格な投資
日本で旅行会社設立
破綻の足音
破壊されていく心
未来は自分の意志で変えられる
破滅まであと一歩
サクラマジック
著者等紹介
及川眠子[オイカワネコ]
1960年生まれ。作詞家。他にも、アーティストのプロデュースを手掛けたり、ミュージカルやCMなどにも詞を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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jam
87
「残酷な天使のテーゼ」を手掛けた作詞家の破婚までの13年を綴る。トルコに旅したことがある。ボスポラス海峡を挟み、アジアとヨーロッパに連なる国はモスクが建つ美しい国だった。18歳年下のトルコ人夫との結婚を否定する気も権利もないし、口先三寸の言い訳を信じたい女心をバカの一言で片づける気も毛頭ない。特に、著者の老母を抱きしめる元夫には、全てを贖うほどの愛情の形を見た。人は愚かである。しかし、愛ゆえの愚かさを誰が責められようか。愛で飯は食えねども金で全ては解決しない。著者は終始自虐的だが後悔はなくいっそ清々しい。2016/10/24
おかむら
45
著者は有名作詞家。大ヒット曲があると作詞家はこんなに儲かるのかー。そして大金が絡むとこんなに毎日修羅場な結婚生活なのかー。以前トルコの人と結婚したマンガ家さんのコミックエッセイを読んだことがありますが(確か「トルコで私も考えた」とかいうの)、それとは全く違う国際結婚顛末記でした。お金怖い。2016/09/02
キムチ
44
文章だけど、内容は漫画チック。本人には悪いけどね。標題から読んだけど、時間の無駄とは言い切れないけど、私とは月と鼈的相違の雰囲気だけに・・ツメタ~ク読んでしまったよ。恋愛依存症といくつかレビューある通りだと思って、感情はこれほどうわ滑ったのも久しぶり。2018/01/09
いろは
32
実は及川眠子さんの事は知らなかったが、彼女が作詞した「愛が止まらない/Wink」や「残酷な天使のテーゼ」は何度も耳にした事がある。そんなすごい作詞家さんが、18歳年下のトルコ人男性と離婚に至るまでのお話、三面記事感覚で面白かったです。ただちらちら見え隠れする自画自賛がちょっとなぁ...。あと楽しく読んでおいてアレだけど、元パートナーがどんだけ酷い奴でも、別れた後に悪く言うのを聞くのって気分良くないかもです。★★★2018/09/11
みーなんきー
29
うわーすごい内容でしたわー。お恥ずかしながら、この本の紹介を読むまで及川眠子という方を存じ上げなかったばかりか、エヴァンゲリオンの歌や、ウインクのヒット曲がこの方に作詞されたのも知りませんでした。年下のハンサムな外人との結婚は、ある程度年のいった女性には、魅力的でした。が、その内情は、文化の違い、嘘が平気、日本人への金銭的な依存心など詳しく知れば納得のいくギャップばかり。興味と驚きとで、一気読みしました。結婚はやはり同国の人とが良いのかも…。2019/02/23