内容説明
子どもってやっぱりすごい!著者が十年間密着取材したある小学校の「総合学習」の先駆的実践と驚くべき成果のルポ。
目次
初めの章 よみがえったシナノキ
第2の章 ヘビのいのち、カエルのいのち
第3の章 だれがお手々をつないだか
第4の章 あした天気になーれ
第5の章 盗んできたカメ
第6の章 ペンペン草の歌
第7の章 ドブ川学級
第8の章 叛骨の歴史のなかから
第9の章 輪は静かにひろがる
終りの章 自ら学ぶ力を
著者等紹介
小松恒夫[コマツツネオ]
1925年長野県生まれ。東大理学部物理学科中退、同文学部国文学科卒業。朝日新聞社入社、「週刊朝日」記者、科学部次長、「週刊朝日」編集長を経て、教育雑誌「のびのび」の創刊を提案、休刊まで編集に参加。また’88年から日野市の教育委員として“総合学習”の芽を育てるなど、亡くなる直前まで教育活動に関り続けた。著書に「百姓入門記」(第28回日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、「ぼくはなぜヒマワリなのかな」、共著に「羊も鳩も、ぼくらの教科書」。2000年没
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