出版社内容情報
誰にだって、もう一度会いたい人がいる――。四十年ぶりに、高校時代を過ごした淡路島を訪れた圭介。かつて打ち込んだ人形浄瑠璃部の仲間の思いがけない歓迎と恩師の死を機に、島を去る原因となった出来事と向き合い始める。それは運命に抗い、恋に溺れ、島を駆けた夜のことだった――。ベストセラー『あん』の著者が贈る、名もなき人々の人生を力強く肯定する最新長篇。
【目次】
内容説明
この40年、ぼくは罰を受けてきたのかもしれない。高校時代を過ごした淡路島を、四十数年ぶりに訪れた圭介。かつて打ち込んだ人形浄瑠璃部の仲間の思いがけない歓迎にとまどうが、恩師の死を機に、島を去る原因となった出来事と向き合い始める。それは運命に抗おうと、初恋の人と島を駆けた夜のことだった―。失われた時を受け止めた、ひとりの男の再生を描く心に沁みる物語。
著者等紹介
ドリアン助川[ドリアンスケガワ]
1962年、東京生まれ。明治学院大学国際学部教授。作家・歌手。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。放送作家・海外取材記者を経て、1990年バンド「叫ぶ詩人の会」を結成。長野パラリンピック大会歌「旅立ちの時」作詞者。ラジオ深夜放送のパーソナリティとしても活躍。担当したニッポン放送『正義のラジオ!ジャンベルジャン!』が放送文化基金賞を受賞。2000年からニューヨークに3年間滞在し、日米混成バンドでライブを繰り広げる。帰国後は明川哲也の第二筆名も交え、本格的に執筆活動を開始。小説『あん』は河〓直美監督により映画化され、2015年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニングフィルムとなる。また小説そのものもフランス、イギリス、ドイツ、イタリアなど24言語に翻訳されている。2017年、小説『あん』がフランスの「DOMITYS文学賞」と「読者による文庫本大賞(Le Prix des Lecteurs du Livre de Poche)」を受賞、2023年にはリヨン第3大学より「翻訳作品賞」を受賞。2019年、『線量計と奥の細道』が「日本エッセイスト・クラブ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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