出版社内容情報
宮中祭祀、日々の食事、家族との時間――戦火に包まれた1年間の知られざる「暮らしぶり」が、その息遣いまで蘇るノンフィクション。
本土空襲、終戦、そして占領。生涯で最も特別な1年の知られざる「暮らしぶり」。日本が戦火に包まれたあの年、重大な決断を下し続けた天皇はどのような生活を送っていたのか。密やかな祭祀で始まる元日の様子から、軍部より質素な日々の食卓、リンカーン像が飾られた執務室、身支度、お風呂、トイレの決まりごとまで――膨大な資料を読み解き、リアルな日常を鮮やかに甦らせた唯一無二のノンフィクション。
内容説明
密やかな祭祀の様子から、軍部より質素な日々の食卓、リンカーン像が飾られた執務室、身支度、お風呂、トイレの決まりごとまで―皇居の最奥、知られざる日常生活。
目次
第1章 前代未聞の四方拝
第2章 天皇は宮中の時計
第3章 リンカーンとダーウィン
第4章 2月のクリスマスツリー
第5章 息子として、兄として
第6章 叛乱、鎮圧、玉音放送
第7章 進化論と三種の神器
第8章 思いがけない「君が代」
著者等紹介
米窪明美[ヨネクボアケミ]
1964年東京都生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業。学習院女子中・高等科の非常勤講師として作法を教えている。近代宮廷のシステムに興味を持ち、それを具体的な儀式の作法から探り、解明する研究を続けている。NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』において、宮廷関係の歴史考証に携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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