出版社内容情報
一切の生きとし生けるものは幸福であれ――二五〇〇年前、ブッダが弟子たちに語った肉声を、仏教誕生の地インドの風景と併せて読む。
ブッダの声が聞こえる! 悠久のインドの風景の中で読む??慈悲?の教え。いっさいの生きとし生けるものは、幸福であれ……二千五百年前、ブッダが弟子たちに語った生の声を伝える経典を、日本人の??生活の言葉?に置き換えた中村元博士の訳文から、現代人にも通じる普遍的な教えを抜粋。「人の道」を説く滋味あふれる言葉の数々を、ブッダの足跡を辿って撮影した写真と併せて読む、小さな写真文集。
内容説明
2500年前、ブッダが弟子たちに語った肉声を、悠久のインドの風景の中で読む、小さな写真文集。
目次
慈しみ
幸福
道を歩む
怒り 怨み
世に生きる
執著を離れる
死と向き合う
真理とは
心
つとめ励む
ブッダの生涯
著者等紹介
中村元[ナカムラハジメ]
1912年島根県松江市生まれ。’99年逝去。哲学者・宗教学者。東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。文学博士。東京大学名誉教授。日本学士院会員。紫綬褒章、文化勲章、勲一等瑞宝章受章。’70年(財)東方研究会(現・公財 中村元東方研究所)、’73年東方学院を創設。同理事長・学院長。比較思想学会名誉会長。2012年、松江市に中村元記念館が開館
丸山勇[マルヤマイサム]
1936年東京都生まれ。写真家。日本大学芸術学部写真学科卒業。’76~’78年インドでの取材写真による写真展「釈尊の足跡をたどって」がニューデリーほかインド国内3都市で好評を博し、また同取材写真によってアメリカ・プロフェッショナル写真家協会賞を受賞
佐々木一憲[ササキカズノリ]
1973年岩手県北上市生まれ。インド思想・仏教学研究者。東京大学大学院博士課程単位取得退学。(公財)中村元東方研究所専任研究員。立正大学、和光大学講師。2010年より1年間、インド政府奨学金給費研究者(ICC R fellow)として、IIAS(シムラー)、The Asiatic Society(コルカタ)にて研究活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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