出版社内容情報
10代から20代女性の9割を喪った日本。性転換を義務化し出産を目指す【徴産制】に従事した男たちが見つけた「生きる意味」とは?満18歳から満30歳までのすべての日本人男子に、性転換を義務付け出産を奨励する【徴産制】を施行する――。2092年。新型インフルエンザの蔓延により10代から20代女性の85%が喪われた日本では、深刻な人口問題を解決するため、国民投票により【徴産制】の施行が可決された。住む場所も立場も異なる五人の【産役男】たちが、産役によって見つけた「生きる意味」とは。前時代的な価値観を笑い飛ばし、未来に託すべき希望を描く感動作。
田中 兆子[タナカ チョウコ]
著・文・その他
内容説明
2092年。新型インフルエンザの蔓延により10代から20代女性の85%が喪われた日本では、深刻な人口問題を解決するため、国民投票により“徴産制”の施行が可決された。農家の一人息子・ショウマ、エリート官僚のハルト、妻の死から立ち直れないタケル、「仕事のできない夫」キミユキ、そして、引きこもりだったイズミ…。性転換を義務化した“徴産制”に従事した5人の男たち。苦悩と葛藤の果てに手にした「生きる意味」とは―。
著者等紹介
田中兆子[タナカチョウコ]
1964(昭和39)年、富山県生れ。8年間のOL生活ののち、専業主婦に。2011(平成23)年「べしみ」で「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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