茄子の輝き

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茄子の輝き

  • 滝口 悠生【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 新潮社(2017/06発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103353133
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

別れた妻の面影。震災後の不安な日々。同僚との他愛ない会話。熱を発し続ける不確かな記憶をめぐる連作短篇集。芥川賞受賞後第一作。

内容説明

離婚と大地震。倒産と転職。そんなできごとも、無数の愛おしい場面とつながっている。旅先の妻の表情。震災後の不安な日々。職場の千絵ちゃんの愛らしさ―。次第に輪郭を失いながら、なお熱を発し続ける一つ一つの記憶の、かけがえのない輝き。覚えていることと忘れてしまったことをめぐる6篇の連作に、ある秋の休日の街と人々を鮮やかに切りとる「文化」を併録。

著者等紹介

滝口悠生[タキグチユウショウ]
1982年東京都生まれ。2011年、「楽器」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2015年、『愛と人生』で野間文芸新人賞受賞。2016年、「死んでいない者」で芥川龍之介賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

177
滝口悠生、芥川賞受賞作に続いて2作目です。半分私小説入っているでしょうか?面白くなくはないのですが、離婚を引きづっている30歳台の×1男性の日常生活を綴った小説をどれだけの人がお金を払って読むでしょうか?読メの登録数も激減しています。売れない芥川賞作家まっしぐらです!2017/07/25

かみぶくろ

105
とりとめのない思考と視線がふわふわと漂い続ける思索的な作品。生きている実感や過ごしてきた時間を、基本的には内面的な認識に委ねているのだか、そこに時折差し込まれる具体性(油をまとって輝く茄子のような)が、豊かなアクセントになってそれらを彩っている。生の「手応えのなさ」と「手応え」が、過去と現在が交錯しつつ融け合うような、不思議な食感を味わえた。2017/12/31

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

92
☆5.0  ああ、それで、茄子の輝き、な、わけなのね、納得。2021/02/23

抹茶モナカ

80
数年前に妻と離婚して、転職も経験した男が主人公の連作短編小説集。芥川賞の受賞後第1作とのことで、手にしたのだけれど、「保坂和志まんま、じゃん。」と思ってしまって、途中から何も考えられなくなった。文体から、形而上の思考の展開から、空気感まで、保坂和志さん的。保坂さんの作品は好きなので、ここまで似ていると「この作家さんも保坂さんの本、好きなんだな。」と好感が持てる反面、もっと自分のボイスで語って欲しい、とも思ったり。2017/09/04

Willie the Wildcat

73
深層心理に根付く苦悩からの立ち直り。前妻の残した”具体性”。千絵とオノが具現化する具体性の意味。時系列ではなく、フラッシュバックのような章立てが、主人公の再起への道導。文化の日・・・、思い出と共に生きる。一方、心情は少なからず理解も、踏ん切りの悪さ加減には流石に少々呆れる。場所と人、そして気づき。まぁ考えるに、人生色々、”道のり”も、人それぞれなんですよね。2017/11/27

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