ブラックライダー

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  • サイズ B6判/ページ数 604p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784103346517
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

地球の歴史が一度終わったあと再び始まった世界。人を食糧とする者とそれを許さない者。蔓延する蟲。悪夢のごとき暗黒大活劇、開幕!

小説の持つ力を信じるすべての人へ。これを読まずして、何を読む? 「世界」で闘える暗黒大活劇、ここに開幕。ようこそ。ここは、地球の歴史が一度終わったあとに始まった、新しい世界。人を食糧とする者と許さない者。カウボーイと保安官。人と牛の子。蔓延する蟲。異形の王。慈悲による虐殺。大討伐軍。突き抜けた絶望の先に咲く、希望の花――。覚醒した才能が、全力を注ぎ込み創り上げた、前人未到の領域を堪能すべし。考えるな、感じろ!

内容説明

ようこそ。ここは地球の歴史がいちど終わったあとの新しい世界―弱肉強食の大西部。人を食糧とする者。それを許さない者。暴れる牛。蟲の蔓延。アウトローと保安官。人と牛の子。異形の王。虐殺。征伐。慈悲。突き抜けた絶望の先に咲く、希望の花―「世界」で闘える愛と暴力の暗黒大活劇。

著者等紹介

東山彰良[ヒガシヤマアキラ]
1968年台湾生まれ。2002年、宝島社の第1回『このミステリーがすごい!』大賞銀賞・読者賞を「タード・オン・ザ・ラン」で受賞。03年、同作を改題した『逃亡作法TURD ON THE RUN』でデビュー。09年『路傍』(集英社)で第11回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

98
こんなに凄いとは!ジャンルは西部劇?に設定がとんでもない!核が原因とおぼしき大厄災で途絶えた文明。人が人を喰らう世界に、ヒトと牛の遺伝子操作で生まれた「牛」を食糧として確保、人肉食が禁止されて数年。知性を持つ牛と蟲による疫病の出現。頁を捲っても捲っても、殺戮、暴力、死と血と性。が、不思議と胸に浮かぶのは嫌悪感ではなく崇高な何か。只々生き抜く為に疾走する彼らが私に生きる意味を問いかける。新しい世界の新しい聖書で彼らは、聖人、使徒として語り継がれるのだろう。2014/08/08

文庫フリーク@灯れ松明の火

89
地殻変動がもたらした六・一六という大災害は、世界を分厚い塵芥で覆い、気温をマイナス20度まで一気に下げ、人類の殆どが死を迎えた。生き残った人類は弱肉強食・共喰いの獣と化す。絶滅した牛と絶滅しそびれた人間の遺伝子をかけあわせ、生まれた食用のショートホーン。その大型化を図ったロングホーンの誕生で、人の肉を喰らうことは一応の禁止をみる。「ユダの牛」と呼ばれる人と牛の雑交種‐ロングホーンの子宮が人の精子を受け入れ、稀に生まれる知性を持った個体。ヒラリオ農園に生を受けた牛腹の子・マルコは農園主から厳しい教育を→2014/09/09

ずっきん

79
人が人を喰らって生き延びた果てのディストピア群像西部劇、と、そう書くと身も蓋もない。移ろう時代の中で、彼らはなぜ殺し、悲しむのか。どこへ向かおうというのか。凍土と化した西部で生きる荒くれどもは、残虐で無慈悲で、そしてたまらなく愛しい。鮮烈な描写に胸を貫かれながら、彼らと同じ列車に乗り、一緒に天国と地獄へと向かう。これはいわゆる傑作というヤツじゃないか? 時間軸を揺れ動くような構成も素晴らしい。愛が溢れて濁流のように流れていく。奇天烈な舞台だなあなんて、今まで読まなかった自分の頭をトマホークでかち割りたい。2020/05/07

けい

79
これは迂闊にスゴイの読んじゃいました。このミス2014年3位との事で手に取ったのですが・・・。たまたま平行読みしてる「紅の碑文」にある「ブルームの冬」の初期を彷彿とさせる物語、だのに舞台は西部劇、そして導かれるは神話の世界へ。ジャンル分け不可の物語と前評判で聞いていたのですが、これはどれにも当てはまらないわ。底辺から始まっていく物語を登場人物を切替ながら集約して、最後に崇高とも思える物語に仕上げていく発想と力量に脱帽。油断して読みだした事に後悔しきりの作品でした。2014/08/10

アナーキー靴下

75
これはうまく感想書けないだろうなと終始思うほど凄かった。読後ストーリーを思い返すと、斬新というよりは王道的で、ポストアポカリプス的な世界観や人物それぞれの生き様を説明したら、どうしようもなく矮小化されてしまう。それなのに読む間は心が抉られ、今までの価値観全部ひっくり返されるような気持ちになる。これぞ読書の醍醐味、といった満足を得られる小説だと思う。著者の作品は2作目、台湾出身ということで、以前読んだ『流』の文体が素の文体なのだとばかり思っていたけれど、全然そんなことなかったことにも驚いた。凄い人だ…。2023/06/22

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