出版社内容情報
高知から宿毛へ走る特急「あしずり」で起きた毒殺事件。姿なき犯人に、十津川警部はいかに立ち向かうのか。長編トラベルミステリー。
内容説明
高知から終点宿毛へ走る特急「あしずり」で、新任大臣が毒殺された。これを発端に、各地で不気味な事件が続発する。ところが、第一容疑者には常に確実なアリバイが。世直しを訴える奇妙な手紙との関係は?十津川警部は、姿なき犯人と闇で蠢く難事件に、いかに立ち向かうのか。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京に生れる。’63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。’65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、’81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞、2005年に日本ミステリー文学大賞、’10年、長谷川伸賞を受賞。’18年、デビュー55周年&十津川警部登場45周年を迎えた。’19年、吉川英治文庫賞を受賞。著作600冊を超え、なお精力的な活躍をつづける、トラベルミステリーの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イケメンつんちゃ
29
長野電鉄殺人事件 あなた しましょしましょニュアンスしましょ 一目忍ぶ可憐な花よ 昨日は疲れました 思わず墜ちました カメムシがまた一刀両断 挨拶が無い 実力が無い 誠意が無い ぶっ潰す 南国土佐を後にして そういえばあの方も確か 西村京太郎先生 新潮社バージョン いつもの前ふり 87ページに彼はやって来る 十津川警部は話に乗る事もなく 十津川警部は電車に乗る事もなく 十津川警部は自転車に乗る事もなく 時刻表は使いません 奇想天外なストーリー展開に 意外におもしろかった 最後の三行目がシュール 広末でーす2025/04/18
ドットジェピー
6
面白かったです2022/03/04
yasu7777
4
★★★☆☆ 稲沢3457-1852022/04/22
gumra
2
十津川警部シリーズ最新作。読了前日に西村氏の訃報がありました。膨大な作品がTVドラマ化され、氏が居なければ2時間ドラマというカテゴリーは確立されなかったかも知れず、多くの俳優さんも日の目を見ることはなかったかも知れません。 心よりご冥福をお祈り致します。 内容は... やっぱりハチャメチャでした。2022/03/07