内容説明
預言書を競馬になぞらえ、ヨブ記をミュージカルに焼き直し、その構成をするめにたとえて、「旧約」を一刀両断。細かすぎる枝葉は一切カット。従来の諸説にとらわれず、意味のとりにくい箇所を素直な眼で分析・推理。西洋の原点たる大作に取り組んで10年。満を持して贈る、阿刀田式古典ダイジェストの決定版。
目次
英雄アブラハム
子沢山のヤコブ
奇蹟の人モーセ
有能なヨシュア
サムソンの謎
ダビデの熱い血
ソロモンの光と影
アダムと肋骨
逃亡者ヨナ
ヨブは泣き叫ぶ
預言者二人
エピローグするめ風味
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くるた
6
素人目にも、かなりはしょって書いたんだろうな〜とわかるくらい、大筋を掴むにはもってこいの本です。これくらい、はしょってくれないとね!エピローグにも書いてありましたが、信者ではない著者が書いたからこそ、とてもわかりやすい。旧約・新約問わず、聖書の考えをザックリとでも知っていないと読めない小説とかありますもんね。しかし、一神教ってすごい教えだな〜。他にも「◯◯を知っていますか」シリーズがあるみたいなので、そちらも読みたいと思いました。2015/01/19
ますずし
5
娘に紹介しておいて実は読んでいなかったので読んでみた。旧約聖書の内容のごく一部を断片的な知識として知っているだけだったのだと知らせれる。近所にあった理容院「ソムサン&デリラ」由来はここだったのか。2018/11/10
もっさん
3
今まで全く知らなかった旧約聖書のあらましが理解できた。分かりやすくなるように例え話などを多用しているのでとても読みやすい。「エジプト王の気持ちはわからんでもない。下世話なたとえ話で申し訳ないけれど……駅前の繁華街に新しいバーが開店した。ちょっと覗いてみると、店主がバーテンダーを務め、隣にはすてきな美人がほほえんでいる。「きれいだなあ」「妹なんです」せっせと通いつめ、おおいに散財し、ーー恋人になってくれるかなあーー期待を抱いたとたんに、「実は女房なんです」と言われたようなもの。ーーそれは……ないよーー」2013/12/24
pinevillageKNG
2
色んなところで引用される旧約聖書。興味はあるものの原著を読むのはあまりにハードルが高い。そんな時に見つけた本書。エッセイのためとても読み易く、面白く読み進める事ができました。エッセイのため、著者自身の脚色も多かれ少なかれあるんだろうけれど、聖書自体、解釈も書いている人・読んでいる人それぞれにあるのだろうから、それほど影響はあるまい。 概略を知るにはちょうど良い分量と難易度でした。 「アイヤー、ヨッ」って訳のわからん書き出しを読んだ時は「選ぶ本間違えた?」かと思ったが、ちゃんと面白かったです。2023/08/05
たかさん
2
読んだ。得る事無し。2015/11/16