脳はみんな病んでいる

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103331827
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0095

出版社内容情報

パパになった脳研究者と大病を得た作家が再会。常識を覆す不思議な脳、因果な私、「本当の健康とは何か」を語り合う、哲学する脳科学依存症、発達障害、認知症……この世に「完璧な脳」などあり得ない! 二児のパパになった脳研究者と、難病で死にかけた作家が再会。「病んでいるから愛おしい」因果な脳の不思議な魅力に迫る。なぜ認知症の老人は夫や妻の顔を忘れるのか? 最新科学は遺伝病を根絶できるのか? 天才の37%は発達障害、女性に多い「隠れ自閉スペクトラム症」など、「正常と異常」「健康と病気」の境界を問い直す、哲学する脳科学!

池谷 裕二[イケガヤ ユウジ]
著・文・その他

中村 うさぎ[ナカムラ ウサギ]
著・文・その他

内容説明

パパになった脳研究者と難病で死にかけた作家が再会。“普通”って何だ?“正常”って何だろう―。知れば知るほどあぶない、脳の魅力を語り尽くす。世間の常識を根底から問い直す、哲学する脳科学!

目次

第1章 誤解する脳
第2章 脳vs.人工知能
第3章 脳はかくも因果なもの
第4章 「あばたもえくぼ」な脳
第5章 脳はとっても効率が悪い
第6章 脳はみんな病んでいる

著者等紹介

池谷裕二[イケガヤユウジ]
1970(昭和45)年静岡県生まれ。脳研究者。東京大学大学院薬学系研究科教授。薬学博士。「ERATO脳AI融合プロジェクト」の代表を務める。神経科学および薬理学を専門とし、海馬や大脳皮質の可塑性を研究

中村うさぎ[ナカムラウサギ]
1958(昭和33)年福岡県生まれ。同志社大学文学部英文科卒。OL、コピーライターを経て、ジュニア小説デビュー作『ゴクドーくん漫遊記』がベストセラーに。その後、壮絶な買い物依存症の日々を赤裸々に描いた「週刊文春」連載コラム「ショッピングの女王」がブレイクする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

88
理系な知識は全く無いけれど、なぜか脳関係の話は好きな私。池谷さんの脳の本はとてもわかりやすいので数冊読んだことがあります。うさぎさんも好き。このお2人が対談形式で進める脳科学の話は専門的な理論や言葉は私には難しくても大変興味深いものでした。なるほどなと思う話がたくさんありました。自閉スペクトラム症と診断されたお2人がこれからもさらに専門分野でご活躍されることを願っています。前作も読んでみよう。2019/06/30

アキ

55
先日「自発脳」という講演を聞いた。薬学系の東大教授。この本で282編もの文献の裏付けのある最新の知見を披露。中村うさぎとの対談本。脳を持つ生物は全生物の0.13%に過ぎない。外界情報とは無関係な脳の内部活動に脳の全エネルギーの90%以上が消費されるという。こんなに燃費の悪い臓器はない。見るという行為も網膜からの信号は3%のみ、97%は脳の内部で生み出された情報。脳にAIチップを移植して「ERATO脳AI融合プロジェクト」を開始するらしい。精神科ドクターXに共に自閉スペクトラム症と診断されるというオチ付き。2019/06/07

G-dark

42
この世にはまともな人なんて一人もいない、みんなそれぞれ変わったところがあるんだ、ということを気づかせてくれる本です。人はつい「正常」と「異常」を分けたがりますが、「正常な人」と「異常な人」の定義ははっきりしません。人は誰しも知らず知らずのうちに心身に数十種類の疾患や障害を抱えて生きており、誰もが病人で誰もが障がい者。2020/09/30

ロマンチッカーnao

28
知能って、脳内の活動のはずなのに、知能って人間にが理解できないんですって。AIも内部ではどんな演算がされてるのかわからないんですって。 正常とは何か。って、かなり難しいらしい。自分は正常で社会性があって、と思ってたけど、少し不安になりました。自分は完璧正常と思っている人たちも読んだ方がいいです。あれ、おかしいと思う人への対処わかります。なんでここでこんなこと言うんやろ、なんでここで下ネタ言うんやろって思う人いるけど、なぜかわかります。しかし、ここでこれを書いている僕は正常なのだろうか。2019/06/12

tom

23
自閉症やアスペルガーについての良質の解説書だと思う。まずは、診断名が、数年単位で変わっていることに驚いた。今は「自閉スペクトラム」という診断名になっているのだ。診断名がしばしば変わるということは、もともと曖昧すぎる概念ということなのだと思う。そして、この本は「自閉スペクトラム」とされる人たちの行動が、多かれ少なかれ誰にでもあることを示している。私にも思い当たるところがあるのよね。よくもまあ、この歳になるまで、生き延びることができたものよと思った次第。巻末の精神科医を交えての診断のプロセス。なかなか面白い。2021/04/29

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