あのころなにしてた?

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  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784103326243
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

失ったことだけでなく、得たものにも目を向けてみよう――。コロナに揺れる世界、自らの小説と心のうちを見つめた2020年の日記。

内容説明

2020年、コロナ禍によって変化した家族との生活、創作への影響、目まぐるしい世界の動きについて、パンデミック収束への願いをこめて綴った、著者初の日記。2021年の最新の心境を綴った「あとがき」収録。

目次

1月~3月 すぐには家を見せられない
4月~6月 外に出る勇気
7月~9月 値引きがちょっと切ない
10月~12月 風に揺れるウレタンマスク

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

258
綿矢りさは、新作中心に読んでいる作家です。本書は、エッセイかと思いきや、2020年1年間のコロナ日記でした。著者の真面目さ誠実さが感じられる内容、著者の挿画も好い味を出しています。 https://www.shinchosha.co.jp/book/332624/2021/11/28

mukimi

129
心の友綿矢りさ氏のコロナ禍日記。連載エッセイやライフスタイル本の需要は多いに違いないけど彼女はやらなくていい、謎めいたギャップ美女作家であって欲しいなど思っていたのに、日記を出版してくれたことが嬉しくて感謝しながら読了。世界情勢を真剣に追う真面目さも、執筆中に井上陽水で踊り出すとかひょろ松の写真を撮るとかのシュールを愛する感覚も、最初の2作の後想像力に飲み込まれやすくなったという生きづらそうな鋭敏な感受性も、大好き。コロナ禍で心が擦り減る様子を繰り返し洗われる洗濯物に例える巧みな綿矢節にも、惚れ惚れする。2024/06/28

なゆ

87
2020年1月〜12月までの綿矢さんの日常。書きかけの小説の“コロナビール”のコロナを外したり、これからの恋愛小説はソーシャルディスタンスを意識するようになるのかとか、綿矢さんならではの記述も。作ってみたパンがゴリゴリだったり、お菓子の家が寂しい山小屋みたいだったり、盆提灯を衝動買いしたりとナカナカのエピソードや自筆のイラストがクスッと笑えて、ほのぼの読んだ。2022年になってもまだこんな状況だけど、あまり慌てて一喜一憂せずにとりあえずくつろぐ、それくらいの余裕を持ちたいと思う。2022/02/05

巨峰

72
この作を読んでいると、コロナ禍は過去になったんだなと思う。忘れてしまっていることも多いし、そうだったなと思いだすこともおおい。文章は、日記は、言葉の箱で、開けると、その頃に戻れたり、違う世界にいけたりする。感染症拡大という特殊な状況を封じ込めた、そんな箱を素晴らしい文筆家に作ってもらったことは、遠い将来、民族の宝になるのではなかろうかと思う。そして、コロナが遠くなった今でも、この作は読んでもらいたい。今抱えている自分を少し休ませるためのヒントが書かれているから。届くべき人に届いてくれたらなと思います。2024/12/13

sayuri

69
2020年1月5日から12月3日までの生活を綴った綿矢さん初の日記に、2021年の最新の心境を記したあとがきを加えた作品。親族とのスキー旅行、四歳になる息子さんとのツーショット写真から始まる日記だが、その後は当然コロナ禍での生活が中心に記されている。毎日、朝刊で感染者数の増減をチェックしては一喜一憂していた日々。綿矢さんの日記を追いながら昨年を振り返り、恐怖に震えていた時期から少しずつ慣れが出て来た当時の心境が蘇る。俳優さんや女優さんの自死に触れた9月の日記には私も同じ感情を抱き苦しくなった事を思い出す。2021/10/10

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