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巨眼の男 西郷隆盛〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 367p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103297079
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

西郷吉之助は国を追われ、南海の孤島を転々としていた。内外の情勢に通じ、近代化に邁進した薩摩藩主、島津斉彬。心酔する主君の非業の死により失脚し、塗炭の苦しみを味わう。しかし、天下の激震はこの男を放ってはおかなかった―。新旧の資料から巨人の肉声を伝え、その実像に迫る歴史大作。

著者等紹介

津本陽[ツモトヨウ]
昭和4年、和歌山市生まれ。昭和53年、文明開化の時代の波涛のなかで滅びゆく紀州の古式捕鯨を描いた『深重の海』で直木賞を受賞。『明治激剣会』で剣豪小説に新境地を開いた。また、『下天は夢か』など戦国時代を舞台にした長編小説を意欲的に執筆し、平成6年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞を受賞。近年は幕末から明治維新の歴史大作に挑んでいる。平成9年に紫綬褒章、平成15年には旭日小綬章を受章した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相神直巳

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薩摩藩主島津斉彬の死後、西郷隆盛が奄美大島へ流されてくる場面からこの本は始まる。西郷の手紙などを引用しているため、彼がどのような人柄だったのかがよく分かる。また、二回目に遠島となった地沖永良部島でふきっ晒しの牢屋に入れられていた西郷の悲惨な状況が描かれており、それでも生き延び、心を折らなかった彼の強さは本物である。そして、久光がどんなに彼を憎んでいたのかもよく分かる。第一巻は蛤御門の変まで。勝安房(海舟)と出会った西郷がどのような選択をするのか。2019/05/07

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初めて津本陽さんの本を読んだ。文章も内容も濃く読み応えがある。

Yasuhiro Shimizu

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西郷ドンを観てそう言えば長州と土佐側から幕末維新を読んだ事があるが薩摩側からは読んで無かった、翔ぶが如くを少し読んだがどうも面白くないのでこちらに変更。藩主斉彬の死後島流しに逢いながらも、苦難に耐えつつ赦免され蛤御門の変までを、西郷の手紙を多く引用しながら話が進む。西郷どんすごいです。幕末維新は面白い。2018/03/21

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