内容説明
自由でいたいけど孤独は寂しい。プライドや思い込みから陥る自縄自縛。心の矛盾を抱え知らぬ間に息苦しくなってしまった現代人は、ただ傍にいるだけで安らげる存在を求めている―ペットたち(犬・猫・金魚・馬)が教えてくれたのは、ヒトが幸せになれるための、たくさんのヒントだった。
目次
1 動物と家族になれるヒトの不思議
2 賃貸生活者のペット事情
3 “育てる”とは命をあずかること
4 ヒトより優れた犬の社交性
5 ヒトはコトバしか分からない!
6 動物たちはしつけ上手
7 課題達成こそ、人生の喜び
8 虐待とは愛を裏切ること
9 ヒトも動物も“トラウマ”は乗り越えられる
10 動物は僕の先生
ただ、傍にいるという幸福―あとがきにかえて
著者等紹介
大平健[オオヒラケン]
1949年生まれ。精神科医。幼少期をピッツバーグで過ごした帰国子女のはしり。東大医学部卒業後、しばらくしてペルーに一年滞在し貧民街で診療、帰国後は聖路加病院に勤務。現在、精神科の部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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