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「お笑い」日本語革命

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103281818
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0095

内容説明

新国民語「マジ」の発信者は誰?「キレる」を広めた張本人は?新語発生の瞬間を本邦初公開。名著『全国アホ・バカ分布考』の著者にして、「探偵!ナイトスクープ」プロデューサー。「TV界の柳田國男」が放つ驚愕の日本語論。

目次

千と千尋の「どんくさい」
第1話 「マジ」の拡散とルーツ(「マジ」の世間への流出;「マジ」の最初の波 ほか)
第2話 笑いの装置「みたいな。」の誕生(楽しい会話のツール;ある放送作家の「みたいな。」 ほか)
第3話 「キレる」宰相と若者たち(「キレる」の本当の意味;「キレる」の母体 ほか)
第4話 「おかん」の陽はまた昇る(トレンド語としての「おかん」;大阪の歴史の中の「おかん」 ほか)

著者等紹介

松本修[マツモトオサム]
1949(昭和24)年、滋賀県高島市生まれ。京都大学法学部卒。朝日放送に入社し、「霊感ヤマカン第六感」「ラブアタック!」「わいわいサタデー」「合コン!合宿!解放区」などのバラエティー番組の企画・制作に携わる。1988年、「お化け番組」と称される「探偵!ナイトスクープ」をプロデューサーとして立ち上げ、91年、同番組の「全国アホ・バカ分布図の完成」編で日本民間放送連盟賞テレビ娯楽部門最優秀賞、ギャラクシー賞選奨、ATP賞グランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ドナルド@灯れ松明の火

13
日本アホバカ分布考に続いて読んだが、今回はがっかり。関西の芸人(一部関東も)の楽屋言葉がいかに広がったかを検証しているが、ダウンタウンや西川のりおなどが流行らしたのだとか。ほとんど興味ない。ていうか関西吉本・松竹芸能が日本語を汚くしたと改めて認識した。松本さんどうしたの?アホバカ分布考が出来過ぎだったのか・・・2015/03/03

みせすろいど

3
今や誰でも知っている「キレる」、「マジ」、「おかん」といった言葉は、いつから誰がどのように使って広まったのか。取り上げられた言葉が多い分、前著「全国アホ・バカ分布考」ほど深くはないけれど、人脈・文献・記録を追って言葉の発信源を辿っていく過程はとても興味深い。特に、とんねるず~渥美清に辿りつく、「みたいな。」が面白かったです。2011/01/14

なつみかん

2
これを改題した文庫が先に読んだ「どんくさいおかんがキレるみたいな」だったんだね、手に取るまで知らなんだョ〜それで・・・せっかくなので再読した。 f(^ー^;2018/11/15

最終バック九番手

2
「みたいな」の章は納得がいったけどそれ以外はそうかも知れないが断言されるとちょっと違和感が残ってしまう…耳から入ってくる情報としてはテレビやラジオの影響だろうがそれを流行語として定着させたのはマンガ雑誌なんかの目から入ってくる文字情報の効果がかなり大きいはず…発行:2010年10月15日…本体1400円2010/11/21

katta

2
『日本アホバカ分布考』は日本語学会に衝撃を与えた。その著者が新たに日本語の流れを問う。ここ30年あまり、日本人に膾炙した新しいことばの多くは、芸人たちが話した大阪弁が多かった。そのルーツ、伝播の仕方、衝撃度など古い文献をあたり詳細に調べていく。とても興味深い一冊。2010/11/07

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