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日本防衛秘録

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103266327
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

防衛事務次官として最前線にいた著者が体験・知見、そして詳細に綴っていた記録を基に、国民には見え難い国防の内実を解き明かす。

防衛省・自衛隊の「最深部」を元事務方トップが語り尽くした――。防衛事務次官として現場で指揮を執ってきた著者が解き明かす、国家防衛の内実。日本列島の軍事的価値、陸海空の守りの現場、そして防衛省・自衛隊の見えざる組織とは? 中国軍の狙い、在日米軍の戦略、北朝鮮の兵器開発などの情報も詳述。体験・知見、加えて詳細に綴っていた記録を基に、国民には見え難い姿を詳らかにする。

内容説明

克明に綴っていた記録、豊富な体験知見を基に詳述。国防の見え難い内実とは?元事務方トップが書き尽くした、その「最深部」

目次

第1章 軍事の目で「領土」を見る
第2章 国家防衛の現場で
第3章 法に縛られた自衛隊
第4章 国防はこうして今に至る
第5章 組織としての防衛省
第6章 「背広とユニホーム」の狭間で
第7章 在日米軍という隣人
第8章 「オキナワ」の現実

著者等紹介

守屋武昌[モリヤタケマサ]
1944(昭和19)年、宮城県塩竈市生まれ。東北大学法学部卒。71年、防衛庁入庁。装備局航空機課長(FSX担当)、長官官房広報課長(カンボジアPKOの広報担当)、防衛局防衛政策課長(阪神・淡路大震災対応)などを経て、96年、内閣審議官として普天間問題に係わる。長官官房長、防衛局長を務めた後、2003年、防衛事務次官。07年8月に防衛省を退職した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

6
言葉の端々にリベラルや革新、沖縄の人達への怨念を感じるのは当然か。著者は元防衛省役人。為政者側の論理がつぶさに感じ取れる。この本は“怨念”に惑わされることなく読み進めるのが大事。惑わされなければ、書かれてある情報は正確で、情報量も目を見張るものがあるからだ。ところで本書の題名は『日本防衛秘録』だが、秘録という程ではなく、要は自衛隊の歴史書と言えば分かりやすい。自衛隊の歴史だけでなく、朝鮮戦争やイラク戦争、弾道ミサイルや迎撃システム、尖閣など領土問題、在日米軍再編問題と、幅広くカバーしているのもポイントだ。2014/10/19

たかひー

4
★★★★ 自身の防衛省(庁)での業務を振り返りつつという体裁。多少自慢めいた点が目に付いたり、内容も「秘録」というほどの秘密の暴露は多くないように思ったが、それでも当時の政治、官僚の考えていた事などがわかり、興味深かった。2014/05/15

ななっち

4
前の著作の沖縄問題が暴露的な感じで気になったのですが、今回のいわゆる日本の安全保障については詳細にわたり、参考になりました。2014/03/21

田山河雄

1
守屋武昌氏という元防衛事務次官、同じく不本意と云う形で自衛隊を辞職した田母神氏とは違って、やや、印象が薄い。「日本は良い国だ」という口害事件で無く、収賄容疑で追われたからであろうか。 その意味で本書は守屋武昌氏の36年間に及ぶ防衛庁(省)事務官としての自らの記録をたどる形で我が国の防衛を論ずることによって、自らの気持ちの整理をつけたものである。 自衛隊の歴史と現状を知る上では貴重な本ではあるが、一通り目を通すのに骨が折れた。 「秘録」はアメージングな記録では無く広く国民に知られていないと云う意味であった。2014/01/07

りょうた

0
元防衛次官による回顧録。防衛省・自衛隊の歴史と仕事を考えずして国防を考えるのは現実的には空論に思える。国際法を破る覇権主義国家には主権国家として毅然とした対応をしなければならない。2021/08/01

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