出版社内容情報
防衛事務次官として最前線にいた著者が体験・知見、そして詳細に綴っていた記録を基に、国民には見え難い国防の内実を解き明かす。
防衛省・自衛隊の「最深部」を元事務方トップが語り尽くした――。防衛事務次官として現場で指揮を執ってきた著者が解き明かす、国家防衛の内実。日本列島の軍事的価値、陸海空の守りの現場、そして防衛省・自衛隊の見えざる組織とは? 中国軍の狙い、在日米軍の戦略、北朝鮮の兵器開発などの情報も詳述。体験・知見、加えて詳細に綴っていた記録を基に、国民には見え難い姿を詳らかにする。
内容説明
克明に綴っていた記録、豊富な体験知見を基に詳述。国防の見え難い内実とは?元事務方トップが書き尽くした、その「最深部」
目次
第1章 軍事の目で「領土」を見る
第2章 国家防衛の現場で
第3章 法に縛られた自衛隊
第4章 国防はこうして今に至る
第5章 組織としての防衛省
第6章 「背広とユニホーム」の狭間で
第7章 在日米軍という隣人
第8章 「オキナワ」の現実
著者等紹介
守屋武昌[モリヤタケマサ]
1944(昭和19)年、宮城県塩竈市生まれ。東北大学法学部卒。71年、防衛庁入庁。装備局航空機課長(FSX担当)、長官官房広報課長(カンボジアPKOの広報担当)、防衛局防衛政策課長(阪神・淡路大震災対応)などを経て、96年、内閣審議官として普天間問題に係わる。長官官房長、防衛局長を務めた後、2003年、防衛事務次官。07年8月に防衛省を退職した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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