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敵討

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103242291
  • NDC分類 913.6

内容説明

明治時代に入り、法治国家を目指す政府の方針で、江戸時代に美風として賞賛されていた敵討は、一転、殺人罪とされるようになった。―新時代を迎えた日本人の複雑な心情を描く「最後の仇討」。老中水野忠邦、その手足となって辣腕をふるった鳥居耀蔵による天保の改革を背景に、幕末の政争、そしてそれによる社会情勢の変遷を克明に浮び上らせる「敵討」。対になる二篇を収録。

著者紹介

吉村昭[ヨシムラアキラ]
1927(昭和2)年、東京日暮里生れ。学習院大学中退。66年『星への旅』で太宰治賞を受賞。その後、ドキュメント作品に新境地を拓き、『戦艦武蔵』などの一連の作品で菊池寛賞を受賞。以後、歴史小説をはじめ、多彩な長編小説を次々と発表している。主な作品に『ふぉん・しいほるとの娘』(吉川英治文学賞)、『破獄』(読売文学賞)、『冷い夏、熱い夏』(毎日芸術賞)、『天狗争乱』(大仏次郎賞)などがある