感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井戸端アンジェリか
8
【芥川賞・直木賞作品を読む】 ベティさんの日々が息苦しい。息苦しいのはその国の大胆な気候のせいばかりじゃないわけね。捨てて来た日本へ帰りたいんでしょ、子供たちが良い子でなんだか悲しくなります。 オーストラリアは日本人にキツイ国なのかと、少し嫌いになる。少しどころじゃないや、常日頃からクジラの件でゴチャゴチャ言われるのがイヤだわクジラ大好物だもの。 全ての話がちょっぴり不幸で好き。2015/04/13
毒モナカジャンボ
1
ありがちな日本文学みたいな顔をしているが、その割に読んでいて妙な胸騒ぎがする短編を読み終わった後(現代詩文庫にも収録されている『鴨の老人』だけは技術的にシンプルな作りをしていてその感は少ない)、幼少期から筆者が継続して見ている二種類の幻覚(闇の中に光る一個の顔、闇の中に揺れる一本の白い手)の話が不意に飛び出してくるあとがきで「!?」となる。どういうことなんだ。2023/06/24
OMO
1
面白さ:○ 興味:○ 読みやすさ:○ 新鮮さ:○ 文学的云々:△2023/02/26
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- 和書
- 現代アメリカ管理論史