野人伝

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103213215
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自分で自分にスルーパス。犬にだって走り勝った。波乱万丈、抱腹絶倒、こんなサッカー人生、ホントにアリ!? 野人のすべて、いま初めて明かします!

内容説明

こんなサッカー人生、ホントにアリ!?完全無名選手が突如プロデビュー、快速フォワードとして一躍脚光を浴び、プロ1年目、日本代表にも召集された。そして日本をW杯に導く歴史的ゴールを決める!衝撃の高校生活も初告白。浦和、神戸、香港、鳥取…野人はいつも全力疾走。

目次

この世に生を受け、サッカーと出会う
不良更生高校に紛れ込んでしまう
完全素人サッカー部をつくる
卒業、人生最大の試練を乗り切った
大学、寝起きの体育で10秒8を出す
泥酔独走シュートで、プロ入りへ
「野人」誕生のとき
日本代表にまで昇りつめた
ジョホールバルの恐怖と歓喜
野人が時代の寵児となる
アヤックスで半年、J2で1年
浦和黄金時代、そして鳥取でも走り続ける

著者等紹介

岡野雅行[オカノマサユキ]
1972年7月25日、神奈川県横浜市生まれ。日本大学を3年で中退し、94年から浦和レッドダイヤモンズへ。プロ入り後すぐに快速フォワードとして脚光を浴び、1年目に日本代表に招集される。97年11月、マレーシア・ジョホールバルでのイランとのW杯アジア第3代表決定戦では、日本を初のW杯に導く決勝Vゴールを決めた。2001年9月からヴィッセル神戸へ移籍し、04年に浦和レッズへ復帰。Jリーグ、天皇杯、アジアチャンピオンズリーグなどを次々と制覇。09年TSWペガサス(香港)を経て、同年8月からはガイナーレ鳥取でプレーしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

23
高校時代の話がめちゃくちゃ面白く感動的。えらく読みやすいというかインタビュー形式みたいな話し言葉ですぐ読める。10年前の本ですが、まだ鳥取でフロントしてるのかなと、どうだったか。野人というニックネームで頭悪そうに見えるけど、かなり頭いい人だと思うが。2021/08/14

ふろんた

13
無名の学生時代は漫画かと思うほどのとんでもエピソードの連続だった。レッズ時代そしてジョホールバルの歓喜のゴール(その前に外しまくってたのも含めて)など記憶に残るシーンは多い。驚異的なスピードを持ち味にしていて、全力疾走するだけでサポーターを湧かせることができる稀有の存在。うまい選手ではないし、身体能力で勝負してたので、失礼ながら現役生活は長くはないと思っていました。本書からあふれ出る人柄、壊れない身体を持っていることが、まだまだ現役で頑張れることを証明している。注目し続けたい選手ですね。2013/03/06

K・M

7
プロ加入後も入団会見すら不参加、はっきり言って足元の技術は皆無に等しいレベルの無名の若者。それでも彼にはDFを恐怖に陥れる比類なきスピードとサッカーに対する愚直なまでの真摯な姿勢があった-。まさしく雑草、恐るべき個性。そんな若者にサッカーの神様が微笑んでくれたというお話。日本サッカー界が右肩上がりに進歩を遂げムラなくソツのない選手が育つエリート育成のレール、そこからはずれた困難な茨の道をたった一人で駆け抜ける、これぞ野人岡野の伝説。一度読み始めるともう止まらないノンストップの面白さをこの一冊で堪能あれ。2021/02/17

jiangkou

6
読むものがなくてたまたま図書館で手にとった本。岡野のことしってるし、面白いこともないだろうと思ったが、なんと「ぶゎーっ」と一気に読んでしまった。正直、文章は小学生の作文、またはテープ起こしか?と思うくらい稚拙だが、岡野の高校時代、サッカー部でまともに試合にでれないくらいのレベルなのに腐らず、努力し、ぶゎーっと駆け抜けて成功をつかむさまが素晴らしかった。バイタリティにあふれる著作。たまにTVで語る高校時代とは、これか、と時代を振り返る意味でも面白い。岡野が好きになる本。2016/03/30

YumiMori

3
いやあ、熱い、そして暑い。 ゴールに向かっての爆走に感動?ではなく岡野の日常に爆笑させていただきました。2014/03/21

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