流砂

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  • サイズ A5判/ページ数 624p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103174035
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

次の”獲物(【ルビ】ターゲット)”は、あなたかもしれない。トクリュウ犯罪のすべてを暴くクライム・サスペンス。匿名・流動型犯罪、通称トクリュウ。宗教二世の受け子、次々と姿を消す指示役、守り役のヤクザ……躊躇なく弱者を踏みにじる「闇バイト」組織の面々を相手に、一粒の砂のような痕跡から執念の捜査で犯罪者を追う刑事たち。壮絶な逃走劇の果てに待ちうけるものとは――。警察小説、犯罪小説を超越した圧巻の≪人間小説≫。


【目次】

内容説明

次の”獲物”は、あなたかもしれない。激増する匿名流動型犯罪、通称トクリュウ。誰もが被害者にも加害者にもなり得る悪行を、追う者と追われる者双方の視点で描くクライム・サスペンスの頂点。「屑は抹消してもかまわない。どうせまた、同じ屑が同じことをする」宗教二世の受け子、次々と姿を消す指示役、守り役のヤクザ…。躊躇なく弱者を踏みにじる「闇バイト」組織の面々を相手に、一粒の砂のような痕跡から執念の捜査で犯罪者を追う刑事たち。壮絶な逃走劇の果てに待ちうけるものとは―。警察小説、犯罪小説を超越した圧巻の《人間小説》。

著者等紹介

黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949(昭和24)年、愛媛県生れ。京都市立芸術大学卒業後、大阪の高校で美術の教鞭をとる。『二度のお別れ』『雨に殺せば』でサントリーミステリー大賞佳作賞を連続受賞。1986年『キャッツアイころがった』でサントリーミステリー大賞を受賞する。1996(平成8)年『カウント・プラン』で日本推理作家協会賞を受賞。2014年『破門』で直木賞を受賞する。2020(令和2)年、ミステリー文学発展への寄与により、日本ミステリー文学大賞を受賞。2024年、『悪逆』で吉川英治文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

79
騙された手口はメディアで紹介されるが、一体どんな仕組みになっているのかよくわからないトクリュウ。へー、こんな仕組みなんだと興味津々で読み始めたのは最初だけ。私の常識では考えられない犯人の思考と行動はどんどんエスカレートしていく。それを負う2人の刑事。いつもの作者の書くノリの軽さは無いものの、味のある2人だ。中盤からは黒川節全開、複雑に絡む犯人側の人間関係と、立ち上がった捜査本部。重厚な警察小説を堪能した。2026/09/06

kei302

37
600㌻超の大作。匿名流動型犯罪(トクリュウ)サイドの描写が多く、短絡的過ぎる行動で嫌な気分になりがちな読書だったけど、警察サイドの面々が捜査の合間に交わす軽妙なやり取りが挟まれるので重くなり過ぎずバランスが取れている。表紙の蛙はヒキガエルのマチコちゃん。母親の名前を付けてカエルに愛着を持ち、一方で、犯罪に手を染める自分を冷静に見つめている城間が印象に残った。大阪府警北淀署の刑事 皆木・迫田のコンビが捜査一課で活躍する続編が読みたい。2026/10/06

紫スカートのおっさん

21
👨‍🦱✖️4 💎⌚︎💍✖️🚙 📞✖️1 🏧✖️1 💴✖️1 👜✖️1 大阪➡️神戸➡️奈良➡️東京 👮✖️2 🔫✖️1 🍺✖️1 🪏✖️1 🕳️✖️3 🚅✖️1 🏥✖️1 🏨✖️1 2026/09/06

雲國斎

17
大好きな黒川氏の新作。巷を騒がすトクリュウに関わる裏組織の面々とそれを追う刑事たち。両者の視点で描かれた犯罪小説。600ページオーバーでちょっと長かったが、やっぱり黒川さんの小説はおもしろい!2026/09/29

りょうけん

14
<典> これまた久しぶりの黒川博行作品。贔屓作家の新作はどうしてこうも固まっていっぺんに上梓されるのだろう。もっとばらけて欲しいわ。で,読み始めるとのっけから話に引き込まれてしまう。毎作思うのだが,黒川の小説には警察官以外は悪人しか出てこない。まあ警察官が善人だとは限らないと思うし,この本に出て来る刑事には本来の意味での「いい人」はいないと思うが(笑)。 2026/10/05

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