内容説明
姉と慕ったお志麻が殺されて四年。猫の大福と暮らす緋名の家に、用心棒になりたいという侍、康三郎が現れた。その直後に、賊の襲撃。この男が、殺しのかぎを握っているのか、それとも―。疑心が渦巻くなか、謀略のからくりが、黒幕へと緋名を導きはじめる。仇討ちの果てにあるのは―。心が折れそうなときは、助けておくれ、大福―天才女錠前師お緋名、命懸けの仇討ち始末。
著者等紹介
田牧大和[タマキヤマト]
1966年、東京都生まれ。2007年「色には出でじ 風に牽牛」(『花合せ』)で全選考委員からの絶賛を受け第2回小説現代長編新人賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
54
サスペンス色強め。誰が悪人なのか分からずにハラハラ。主人公が女錠前師という設定も新鮮で面白かったです。まるで鍵が解かれるように、終盤様々な事柄が明らかになっていく様が心地よい。文庫版にはタイトルに「1」と付いているので、続編があるようですね(^^)2017/01/03
ゆみねこ
51
からくり錠前師のお緋名が、姉とも慕ったお志麻の死の真相を追いかける。猫の大福が可愛い!田牧さん3作目ですが、大好きな作家さんになりました。2013/10/24
藤枝梅安
45
田山さんの4作目まで一気に読んだ。この作品は姉妹同様に育った「姉」の死に不審を抱く女錠前師の物語。登場人物の人間関係が今一つ整理しきれていないし、性格も描き切れていない。兄のような髪結い師の仕事ぶりとか、錠前に関する記述もさほど多くなく、プロットの一つに過ぎない印象。チャンバラのシーンの描写は短い文を使って緊迫感があるが、その調子のまま結末に突入してしまい、味わい深さが感じられない。出版社に急かされて書いたのではないだろうが、じっくり取材して、「職人」の技を中心に据えた作品を書いてもらいたい。2011/01/24
万葉語り
44
シリーズ1作目。廻り髪結とか女錠前師とか今はない職業で生計を立てながら江戸の人々が暮らしている。かつて大事な人を非道な手段で殺され、その真相が握りつぶされた者同士が、図らずもタッグを組んで悪党をあぶりだす。猫の大福がいい味出していた。2018-232018/02/03
ねむねむあくび♪
40
図書館の本。謎解き、と言うより、捕物帖ですね♪(*^_^*)天才女錠前師 お緋名も用心棒の康三郎もキャラクターが魅力的で、楽しく読めました(^◇^)続編も楽しみだな~(*^。^*)早く図書館に行きたい!!(*≧∀≦*)2014/03/02




