嵯峨野明月記

嵯峨野明月記

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  • サイズ B6判/ページ数 376p
  • 商品コード 9784103142034
  • NDC分類 913.6

内容説明

宿命を甘受して現実世界の中に生の意味を求める書家の本阿弥光悦、自分の心をひたすら絵筆にこめる画家の俵屋宗達、学問と事業の狭間で懊悩する角倉素庵の三人の美しい魂の触れ合いをとおして、王朝風の贅美を尽した嵯峨本作成の過程を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

16
〈嵯峨本〉は、開版者角倉素庵の創意により、琳派の能書家本阿弥光悦と名高い絵師俵屋宗達の工夫が凝らされた、わが国の書巻史上燦然と輝く豪華本である。17世紀、豊臣氏の壊滅から徳川幕府が政権をかためる慶長・元和の時代。変転きわまりない戦国の世の対極として、永遠の美を求めて〈嵯峨本〉作成にかけた光悦・宗達・素庵の献身と情熱と執念。芸術の永遠性を描く、壮大な歴史長篇。2023/04/16

るき

2
宗達ものが読みたくて。角倉素庵、俵屋宗達、本阿弥光悦それぞれの視点で語られる時代と美に対する意識が交錯する。楽に読めたのはひたすら自分の絵を追い求める宗達。何をやってももう片方にしとけばよかったと思ってしまう角倉。一番人間臭い中で生きていながら傍観者にしかなれない光悦。それぞれにたどり着いた最後の境地は生ききった者のそれだったと思う。2018/01/13

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