昭和激流 四元義隆の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 343,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103141419
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

激動の昭和を生き抜き、「歴代総理の指南役」と呼ばれた男の壮絶なる人生。

昭和初期の大不況の時代に、「一人一殺」を掲げ要人を狙った血盟団事件に連座し服役。八年の獄中生活を経て出所後は近衛文麿や鈴木貫太郎の秘書となり反軍部活動、終戦工作に邁進。戦後は吉田茂を皮切りに、池田勇人、佐藤栄作から中曽根康弘、細川護煕まで、歴代総理はなぜこの男の言葉に耳を傾けたのか。その実像に迫る。

内容説明

昭和初期の大不況の時代に政財界の要人を狙った血盟団事件に連座し逮捕。八年の獄中生活を経て出所後は近衛文麿や鈴木貫太郎の秘書となり反軍部活動、終戦工作に邁進。戦後は吉田茂を皮切りに、池田勇人、佐藤栄作から中曽根康弘、細川護煕まで、歴代総理はなぜこの男の言葉に耳を傾けたのか。その実像に迫る。激動の昭和史を駆け抜け、歴代総理の指南役と呼ばれた男の凄絶なる人生。

目次

序章 昭和史の生き証人
第1章 故郷、鹿児島
第2章 全てを捨てて革命家へ
第3章 血盟団事件
第4章 刑務所の中で
第5章 終戦工作に邁進
第6章 吉田茂の懐刀として
第7章 中曽根康弘を総理・総裁に
第8章 政治家への祈り

著者等紹介

金子淳一[カネコジュンイチ]
昭和21年(1946年)東京都生まれ。昭和44年早稲田大学政治経済学部卒業後、松下電器産業(現・パナソニック)に入社し、営業課長などを務める。平成元年関連販売会社の出向常務取締役を最後に松下を退社し、三幸建設工業株式会社に入社。平成5年同社を退社後、衆議院議員荒井聰(当時)の秘書となる。平成14年経営コンサルタント会社を設立し、現在同社代表取締役。大学在学中の昭和43年に四元義隆の知遇を得、以来30年以上にわたって師事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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半木 糺

4
体制側の右翼として政界に対する「ご意見番」を自認していた四元義隆の伝記。昨今の政治の停滞や堕落を見るにつけ、政界に対する一種の監視役として、彼のような「黒幕」は実はかなり有為な存在だったのかもしれない。ただし、四元が完璧な識見を持っていたかと言うと大いに疑問。恩義を感じてのことだろうが、かつての上司である近衛文麿を擁護したり、その孫の細川護熙を総理の器として持ち上げるなど、今から見れば見当違いな行動が目立つ。義理人情で動く人間の限界なのか、それとも老いて目が曇っていたのか。2012/10/04

SU

1
昭和の黒幕四元義隆の評伝。四元さんにお世話になった方が書いているので、基本的にヨイショ本。違う角度からも四元さんを読んでみたいです。2013/12/11

しゅわっち

0
昔よりも政治は良くなっているように感じました。しかし、公のことを第一に考える大物もいなくなったように感じました。

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