堕落と文学―作家の日常、私の仕事場

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103114208
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

何を読み、何を考え、ここまできたのか。作家生活50年を越えた今、自らの文学人生とその生き様を初めて明かす。渾身の自伝的随筆。

目次

仕事机の周辺から
シンナーとミルフィーユ
堕落と文学
駒込蓬莱町
芸術は平等ではない
小説の神さまの言葉
顔のない自由
駄菓子と銘菓
自然風の樹形
地中の人生〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りい

3
アウシュビッツでコルベ神父が身代わりとなって救った男性。解放されて戻ってみると息子さんたちがすでに亡くなっていた。コルベ神父が救った命は、ちっぽけな人間から見ると残酷なことにも見えるが、そうではない。神は思いがけない人間の使い方をする。著者と同じようにその意外性が楽しいと思っている私もまた、キリスト教に触れているからかな。この話は胸の奥深くに染み入りました。これからも「幸福の足し算法」で、いつのときも心に平安を生み出すように生きていきたい。2012/07/13

lovejoy

1
★★2024/12/31

山男777

1
曽野綾子の本を何年かぶりに手にとって読んだ。昔読んだとき違和感があったので今まで読まなかった。短編のエッセーの寄せ集めの本、好奇心旺盛の作家氏からダムに入れ込んだことがあり、そこで人々と好意的に触れ合ったようだ。作家氏は人からコンクリートは否定しているが、一面的な見方。なにもダムはいらないといっていない。沢山作りすぎたからもういいでしょうという話。人類の歴史、快適で利便性ある生活を送るため、例えば電気を一つにしても大きく自然を破壊して構造物を作ってきた。なんでもやり過ぎは温暖化を顕著に招き、「今まで経験し2013/11/18

ナカ

1
自身の考えがはっきりと有り、ぶれない生き方。それだけで敬服します。○か×かで決めてしまう日本人のあり方。司馬遼太郎・井上ひさしに対する世間のあり方がこうであったとは驚きました。2012/07/09

Maumim

1
自分とは相容れない部分があるなー。彼女の強さは信仰からくるものなのか・・・? 村上春樹のイスラエルでの「卵」の演説すらこきおろされてしまう。2012/05/18

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